クリスマスが近づいてくると、街のあちこちからクリスマスソングが聴こえてきます。
デパートやショッピングセンター、商店街などでもクリスマスムードいっぱいの曲が流れていますよね。
- 誰でもどこかで一度は耳にしたことのある曲
- よく耳にするけど、歌手も題名も知らない曲
- 一度聴いたら忘れられないほど印象に残る曲
クリスマスに家族と、恋人と、あるいは独りでも聴いてほしい、そんな名曲をご紹介します。
心に残るクリスマスの名曲(洋楽編)
It’s Not Christmas Without You
アメリカのコメディドラマ『ビクトリアス(Victorious)』の第2シーズン『A Christmas Tori』(2011/12/3 米国放送)の回の中で歌われたクリスマスソングです。
当時、若い人たちから多くの支持を受け、今もなお多くの若い人たちを中心に聴かれています。
現代風の新しいクリスマスソング、という感じがします。
歌っているのは主人公のTori Vega(トリー・ベガ)、Andre Harris、そしてJade West。Tori Vegaを演じるVictoria Dawn Justice(ヴィクトリア・ドーン・ジャスティス)は日本でも人気のある女優さんですね。
Last Christmas
イギリスの音楽グループWham!(ワム!)が1984年リリースし、爆発的にヒットしたクリスマスソングです。
あなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ロマンチックなメロディとは裏腹に、この曲じつは失恋の曲なんです。
去年のクリスマス(=ラスト・クリスマス)に彼女にふられてしまったけれど、どうしても彼女のことを忘れることができない思いをつづった歌詞になっています。
All I Want For Christmas Is You
日本では『恋人たちのクリスマス』として知られるMariah Carey(マライア・キャリー)の曲です。
1994年にリリースされた曲ですが、もうクリスマスソングの定番と言ってよいほど全世界で親しまれていますね。
原題の“All I Want For Christmas Is You”は、直訳すれば“クリスマスに欲しいのはあなただけ”になりますが、恋人をプレゼントとして欲しいとサンタクロースにお願いしている曲なんです。
Do They Know It’s Christmas?
この曲はBand Aid(バンド・エイド)と言うプロジェクトから生まれたました。
Band Aid と言うのはイギリスおよびアイルランドのロック界、ポップス界のスーパースターが集まって作られたチャリティー・プロジェクトのことです。
オリジナルのBand Aidは1984年にエチオピアの基金をきっかけに結成され、その後もBand Aid II(1989年)、Band Aid 20(2004年)、Band Aid 30(2014年)にも結成され活動が継続されています。
Band Aid の活動に刺激されて、翌年1985年には、アメリカでUSA for Africaが結成されチャリティーソングWe Are The Worldがリリースされました。
動画は最初のBand Aid結成(1984年)の際に作成されたものです。
参加アーティストには、Phil Collins(フィル・コリンズ)、Sting(スティング)、Paul McCartney(ポール・マッカートニー)、Boy George(ボーイ・ジョージ)など、錚々たるスターたちが参加しています。
私は当時Band Aidを見て日本でもこのような活動が行われれば良いのにな、と思った記憶があります。
White Christmas
洋楽編の最後を飾るのはこの曲、White Christmas(ホワイト・クリスマス)です。
Bing Crosby(ビング・クロスビー)の歌で1942年リリースされたこの曲は、シングルで最も良く売れた曲とされています。
“White Christmas”にはBing Crosby以外にもFrank Sinatra(フランク・シナトラ)などほかの歌手の歌うバージョンもありますが、私はやはりBing Crosbyの歌う“White Christmas”をお勧めします。
ちょっと物憂げで、柔らかで滑らかなその歌声は、聴けば誰でも好きになること請け合います(笑
恋人と静かに過ごすイブの夜にぴったりの曲ではないでしょうか。
心に残るクリスマスの名曲(邦楽編)
恋人がサンタクロース
松任谷由実が1980年にリリースしたこの曲は、後にご紹介する山下達郎の『クリスマス・イブ』と並ぶ日本の定番クリスマスソングで、おそらく聴いたことのない人はいないのではないか、と思うくらいに有名ですね。
この曲は1987年に大ヒットした映画『私をスキーに連れてって』の挿入歌としても使用されています。
あなたは“恋人がサンタクロース”という言葉を聞いてどう意味であると思ったでしょうか?
「サンタクロース(あのお爺さん)が恋人だ」、と思ったとしたら…
もしそうなら、「私の恋人(彼氏)は“サンタクロース”」と理解して、この曲を聴き直すと、違和感のあった歌詞がしっくりくると思いますよ。
白い恋人達
桑田佳祐の7枚目のシングルとして2001年にリリースされました。
曲の題名はフランス映画『白い恋人たち』が元になっていると桑田本人が語っており、映画を観た帰りに電車の中で生まれた曲だということです。
コカ・コーラのCMにも採用され、桑田佳祐本人も出演していたので覚えている方も多いでしょう。
動画内では、桑田佳祐自身がピアノを弾いていますが、曲中のピアノは奥さんである原由子の演奏です。
桑田佳祐らしいクリスマスソングで、彼の曲が好きな人はこの曲も好きになること間違いありません(笑
クリスマスキャロルの頃には
稲垣潤一の、最もヒットしたシングル曲です。1992年に27枚目のシングルとしてリリースされました。
一応クリスマスソングとなっていますが、歌自体はクリスマスそのものを楽しむ、祝うと言ったものではなく、冷めた関係になりつつある恋人との関係を、これからどうしていこうかという気持ちを男の側から語る、といった歌になっています。
同じ境遇にある男性にとってはグッとくるものがあるのではないでしょうか(笑
いつかのメリークリスマス
B’zの、1992年リリースのミニアルバム『FRIENDS』に収録されたのが最初になります。
B’zの曲の中でも人気のある曲となっており、さまざまなバージョンの『いつかのメリークリスマ』が制作されています。
私も大好きな曲です(笑
曲の歌い出しからしばらくが、なんとなく山下達郎っぽく聞こえるのは私だけでしょうか(苦笑
クリスマス・イブ
1983年に山下達郎の12作目のシングルとしてリリースされました。
あまりにも有名な、日本のクリスマスソングの、定番中の定番ですね。
JR東海のCMに採用されていたこともあり、このCMで『クリスマス・イブ』を好きなったという人も多いのではないかと思います。
動画は、『クリスマス・イブ』が採用されたJR東海の歴代のCMです。どのCMも最後に心がポッと暖かくなるミニドラマのようですね。ちなみに1992年以降のCMでは、女優さんがセリフを喋ります(笑
音楽で楽しいクリスマスを…
いかがでしたでしょうか? いずれも名曲揃いで、どの曲を選んでもハズレというものはありません(笑
クリスマスの夜にご紹介した曲を聴いて、ぜひ楽しいクリスマス、ムードあるクリスマスにしてください!
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