ももち(嗣永桃子)芸能界引退を発表！引退後は幼児教育者に？

10月5日、アイドルグループ「カントリー・ガールズ」の「ももち」こと嗣永桃子（24歳）が、来年（2017年）6月30日をもって「カントリー・ガールズ」および「ハロー！プロジェクト」から卒業し、芸能界を引退することを発表しました。

この発表は、都内で開かれていたグループ結成2周年ライブで行われたもので、集まったファンにとっては悲しいサプライズとなってしまいました。

グループ卒業と芸能界引退

来年6月30日は、嗣永が2002年にハロプロキッズのオーディションに合格し、アイドルになってからちょうど15年目。

その節目の日に、嗣永はアイドルを卒業するだけでなく、芸能界からも「卒業」することを明らかにしました。

嗣永はグループからの卒業をもって芸能活動を休止することについて、事実上の引退であることを「そう捉えていただいて大丈夫です」とハッキリと宣言。

「（ジェネレーションギャップ？）それはないです。事務所とも円満ですし、寿でもないです。普通に自分の将来を考えた時に決めたこと。凄く清らかなです」と、ライブで自身の決断を報告していました。

「カントリー・ガールズ」は来年7月以降も解散せず、5人で活動を続けていく予定と言います。

嗣永が抜けた後、最年長となる山木梨沙（19歳）は、

寂しくないといえば嘘になるけど、卒業を聞いても驚かなかった。２年間、ももち先輩の光輝く背中をずっと見てきていたので、成長につなげていきたい。

と話していました。

なお、嗣永が「℃-ute」の鈴木愛理、夏暁雅と組む「Buno!」については継続するかどうかは未定だそうです。

引退後は教育者に

嗣永は、アイドルとは別のもう一つの夢を実現するために、これまでのアイドル活動と並行して着々と準備を進めてきていました。

都内の大学（「國學院大學人間開発学部初等教育学科」という噂です）で教育について学び、2012年には小学校で教育実習も行っており、2014年3月に卒業しています。このとき、幼稚園と小学校の教員免許を取得しています。

「子どものことを学びたいという思いで教育学部に進んだ。その分野も挑戦したいという思いがずっと強かった。まずはこれ！ってよりは、幼児教育全般をしっかり勉強したい。特に興味もある分野を狭めていきたい」と語っているように、嗣永自身は幼児教育の勉強を中心に行っていくようです。

それほど遠くない将来、幼稚園児または小学校低学年を教える先生になっているかもしれませんね。

ももち(嗣永桃子)発表コメント全文

嗣永自身が公式サイトに発表したコメントの全文を掲載します。

嗣永の今回の引退発表に至る思いが、彼女自身のことばで綴られています。

皆様にご報告があります。

私、嗣永桃子は2017年6月30日をもちまして、
カントリー・ガールズ及びハロー！プロジェクトを卒業します。

2002年6月30日にハロー！プロジェクト・キッズオーデションに合格してから
15年という節目の日に新たな道へ進もうと考え決断しました。

私はアイドルが大好きです。
正確にいいますと、アイドルをしている自分自身が大好きで、ファンの皆様と過ごす毎日が大好きで、
今まで心から楽しみながら活動をしてきました。

それと同時に大好きなものが「子ども」です。

子どもが好きで、もっと学びたいと思いアイドル活動と並行しながら大学へ進学し、
2012年の教育実習の経験を経て、大学卒業と同時に小学校と幼稚園の教員免許を取得しました。

2014年3月にBerryz工房が無期限の活動停止になり、
カントリー・ガールズのプレイングマネージャーに就任し、
結成当初より「2.3年かけて新人のカントリー・ガールズのメンバーを一人前にしていきたい」と
目標を掲げ活動してまいりました。

初めてグループの中で後輩という存在ができ、毎日が新鮮で、
素敵なアイドルになってほしいなという想いをこめて
１日１日大切に過ごしてきました。
カントリー・ガールズのメンバーと過ごしていく中で改めて思ったことは
「人に何かを教えるって楽しい！」ということです。

結成２周年を迎え、メンバーもたくましく育ち、改めて自分の将来を考えた時に、
たくさん悩んだ末、以前からずっと興味があった『教育』の分野、
とりわけ「幼児教育」の道に進みたいと思い、この結論を出しました。

6月30日以降は、幼児教育について改めて勉強に専念し、いずれお仕事にできればと考えています。

最終日までの活動に関しては、随時お知らせしていきます。
残りの時間悔いの残らぬよう、全力で感謝の気持ちをお届けしたいと思います。

突然の発表になってしまいましたが、これからもカントリー・ガールズの応援、宜しくお願い致します。

嗣永桃子