ジャニーズの人気グループ TOKIO の山口達也さん(44)が5日、都内で記者会見を行い、同日に離婚したことを発表しました。
前日に離婚会見を開くことが予告されていたとは言え、“良きパパ”のイメージのある山口さんの離婚はとても大きな驚きです。
会見ではどのようなことが発表されたのでしょうか?
また、その会見場で見られた誠実すぎる対応とは何だったのでしょうか?
TOKIOで最初の既婚者
山口さんは、2008年3月に、5歳年下の一般人女性と結婚しました。TOKIOのメンバーの中では最初の結婚したのが山口さんです(次は、国分太一さん)。
同年の5月と2010年9月には、それぞれ男の子が生まれ2児の父親となっていました。
子供と一緒に出掛けたり、子供のお弁当を作ったりと、山口さんはいわゆる“良きパパ”のイメージの強い男性タレントでしたので、それだけに離婚の発表は大きな衝撃をもって受け止められました。
離婚の原因
夫婦仲が悪くなった?
4月4日、山口さんがMCを務めるTV番組(日本テレビ系情報番組『ZIP』)に眼帯をして出演するなどしていたため、ネット上でもその原因についてさまざま憶測が広がっていました。
会見においても、ケガと離婚との関係を尋ねられましたが、山口さんは、あのケガは「サングラスをかけて自転車の乗っているときに転んだ」もので夫婦喧嘩によるケガではないと説明しました。
また、女性関係が原因ではないかとの質問に対しても、きっぱりと否定しています。
広がっていたウワサが原因ではありませんでした。それでは、離婚の原因は何でしょう?
私が未熟で幼稚だった
山口さんは離婚の原因を次のように説明しています。
簡単にすれ違いや不一致という言葉では片付けられないが、自分が未熟で、自分本位で、幼稚だった。自分のペースで生きてきたおかげで彼女が疲れてしまい、2人で話し合って離婚することにしました
元奥さんとは3年くらい前から離婚の話をし始め、今年の4月頃から別居していたと言います。
自分のやりたいことばかりを優先してしまった。なかなか家に帰れる時間が持てず、彼女にすべての家事を負担させ、甘えてしまった。そういう中で、けんかもたくさんありました。
そして、
別居をしてお互いが穏やかになり、今日に至った。
と。
山口さんの説明には、元奥さんを責めるような言葉はひとつも出てきません。すべて、自分に責任があるという、終始一貫した説明でした。
これは彼の人柄の一端を表しているものと私は思います。彼の人柄については、後述する会見場でのある出来事からもうかがえます。
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離婚会見
ジャニーズ初の離婚会見
これまでに前例のない、ジャニーズの離婚会見を開いた理由について、こんな事を言っています。
こういう場を設けていただけるのは、毎日みなさまの前で働かせていただいている証拠なので、ありがたい。変なジャニーズ初ですけれども…
山口さんは、あくまで低姿勢で控えめですね。
会見後の驚くべき行動
ジャニーズで初めての離婚会見が、荒れることもなく無事終了した後のことです。
このような会見を行ったタレントさんの多くは、さっさと会見会場を後にしてしまうことが多いのですが…
なんと、山口さんは会見を行った部屋の出口で、帰っていく報道陣一人ひとりに頭を下げて見送っている、と言うのです!
これは、単に誠実とか丁寧とかというレベルではなく凄すぎませんか?
これから
二人のお子さんの親権は元奥さんが持つことになり、山口さんは養育費を払うことになっているそうです。
慰謝料については、元奥さんから
別れることで子供にとって良い環境を作るためなので、いらない
と言われたそうです。
元奥さんも山口さんに劣らず良くできた人のように私は感じました。
元奥さんやお子さんとの関係は良好で、「これからもよろしくね」という手紙を元奥さんからもらったり、会見の直前には山口さんを心配する電話もあったと言います。
山口さんは、今回の離婚について次のように言っています。
離婚ということがネガティブにとらえられがちだが、『紙』ではなく、私たちは関係にこだわっている。決して離婚を助長しているわけではありませんが、われわれにとっては、こういう形が一番理想の形だったということです。
山口さん(と元奥さん)にとって最良の結論を出したのだな、と私は思いました。
こんなに清々しい離婚会見を見たのは初めてです(笑
山口さん、これからも頑張ってください! 応援してますよっ!
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