5月24日、韓国で開かれているU-20ワールドカップ、グループリーグ第2節のウルグアイ戦で、小川航基(おがわこうき)選手が負傷し、U-20日本代表から離脱することになりました。
小川選手はピッチに倒れこみ、顔を歪めながら膝を押さえていました。立ち上がる気配もなく、かなり痛そうな様子です。
プレー続行不可能と判断された小川選手は担架に乗せられて運び出され、そのまま病院に。小川選手にいったい何が起きたのでしょうか。
日本のエース小川選手のとても気になる怪我の具合や、復帰はいつ頃になるのかについて調べてみました。
小川航基、怪我により日本代表を離脱
小川航基に何が起きたのか?
それは前半15分20秒頃に起きました。
小川選手から他の日本選手へのパスがウルグアイの選手にカットされ、小川選手はそのボールを奪いに行ったのですがウルグアイの選手に阻まれ、不自然に足が大きく開いた状態で着地しました。
ウルグアイの選手の足が、小川選手の右足とぶつかっているようにも見えますがよく分かりません。
小川選手はその場で崩れるように倒れこみ、左足の膝のあたりを両手で押さえたままで、動くこともできない様子です。かなり痛そうに見えました。
小川航基の怪我の具合は?
小川選手は、ピッチから担架で運び出され、試合中に水原市内の病院に行き診察を受けました。
下された診断は、「左膝前十字靱帯断裂、および左膝半月板損傷」だそうです。“靱帯断裂” だなんて、名前を聞くだけで膝が痛くなってきそうです。
小川選手は28日(日曜)に帰国し、手術を受けるようです。手術が必要ということは、かなり重症と言って良いのではないでしょうか。
小川航基の復活はいつ頃?
膝の靱帯が断裂したり、半月板を損傷した場合、どのくらいの治るのでしょうか?
靱帯の損傷(断裂を含む)の治療方法には、手術を行なわない場合(保存治療)と行なう場合(手術治療)とがあります。
一般的には手術をする方が損傷の状況はより深刻と言えますが、プロサッカー選手などトップレベルのアスリートの場合、復帰後にも現在の競技レベルが維持できるよう手術を行なうこともあるようです。
で、どのくらいで競技に復帰できるかと言うと、約6カ月~1年でサッカーができるようになり、Jリーグやそれ以上のレベルの試合に出られるようになるには、さらに時間が必要とのことです。
半月板の損傷の方も、損傷の度合いで治るまでの期間は変わりますが、手術をするということであれば、3~6か月で治癒すると言われています。
治るまでにかかる期間は、個人差がありますし、実際の怪我の状況に依りますが、長ければ1年以上も第一線から離れていることになります。
復帰は今年(2017年)の年末か、来年の春~夏頃、ということになりそうです。
しっかり治して帰ってきてください!
U-20W杯はもう始まってしまっているので、メンバーの入れ替えはできません。この後は、小川航基選手のいない20名で残りのU-20W杯の試合を戦うことになります。
エースを欠いた日本チームですが、きっと精一杯戦ってくれると思います。
小川選手にとっては予期しない離脱となり、悔しい思いをしていると思います。が、治療に専念し、完璧に治して戻ってきて欲しいと思います。
待っていますよ、小川航基選手!
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