SMAP解散の原因は15年前に!メンバーが文春に洩らした真実とは?

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先日、週刊文春の記事を紹介した(『飯島三智元マネージャが文春に語った全文から見るSMAP解散騒動』)ばかりですが、もう次のスクープが予告されています。

今回の解散は、簡単に言えば、今年1月の解散騒動の時の木村拓哉さん(43)の裏切りとも言える行動に、香取慎吾さん(39)が強烈な不信感を抱き、もうどうにも我慢ができなくなってそれが爆発した結果、と言うのが大方の見方です。

つまり、SMAP解散の直接のきっかけは木村氏の1月の騒動における行動ではないか、と多くの皆さんは思っていました。

ところが、次号の文春に掲載される記事によるとそうではない事が分かります。

目次

15年前に何があった?

1月の解散騒動が落ち着きを取り戻しはじめた5月頃から、ジャニーズ事務所の顧問小杉理宇造氏はSMAPの各メンバーと今後の活動について面談をしたと言います。

そのとき、香取慎吾氏と草彅剛氏は、

昨日今日に始まったことではないんです。僕たちは15年前にもう壊れていたんです。でも、そこから10年やり続けた。それを理解してください

と突き放すように言ったと言います。

15年前?

15年ほど前にSMAPに起きた大きな出来事と言えば、木村拓哉氏と工藤静香さんの電撃的な結婚です。

この結婚に誰よりも反対していたのが、元マネージャの飯島三智氏だっと言います。

もし、15年前の出来事が、木村氏の結婚のことを指すのであれば、SMAPのメンバーの間にいったい何が起きたのでしょう?

木村拓哉の結婚

飯島氏の猛反対

木村拓哉氏は2000年12月に、周囲の反対を押し切って工藤静香さんと結婚をしました。

当時、木村氏は人気の絶頂にあり、飯島氏は『ファンを裏切ってはいけない』『結婚は絶対に許さない』と、猛反対だったそうです。

そのことを知った静香さんは、メリー喜多川副社長から結婚の許可をもらおうと頻繁に連絡を何度も挨拶をしに行きました。初めは結婚に反対だったメリー氏も、静香さんの熱意に負け結婚を許しただけでなく、家族同然に付き合うようになっていったと言います。

変わった木村拓哉

この結婚を機に木村拓哉氏は変わりました。

それまで絶対的な信頼関係にあった飯島氏との関係もぎくしゃくしたものになり、仕事よりも家庭を優先する木村氏とほかのメンバーとの間にも溝ができてしまったのです。

先にあげた香取氏と草彅氏の『昨日今日に始まったことではないんです。僕たちは15年前にもう壊れていたんです』の言葉は、このことを言っているのです。

1月の独立騒動で再び

私はメンバー間にそんな溝ができていなんてまったく気が付きませんでした。

そんな状況であるのに、彼らはファンのため(あるいは自身の家族ために)今年初めまでSMAPを演じ続けてきていたのです。

しかし、そんな彼らにも我慢の限界がやってきます。

1月の独立騒動

それは、2015年1月に文春誌がメリー氏に行ったインタビュー記事がきっかけでした。

文春誌は、メリー氏の娘、ジャニーズの副社長である藤島ジュリー景子氏と飯島氏との対立関係やジャニーズ内の派閥問題についてインタビューを行いました。

この記事を読んだメリー氏は激怒し、飯島氏に対して『(娘:ジュリー氏と)対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言ったのです。

このような出来事がきっかけとなり、飯島氏はSMAPを連れて独立するための準備を水面下で進めていました。

準備は着々と進み、このとき、独立には木村拓哉氏も合意していたというのです。

しかし、この計画は実現しませんでした。

工藤静香の猛反対

2015年の夏ごろのことです。木村氏の態度がだんだんと変わり、独立についても言葉を濁すようになっていったのです。

なぜなら、木村氏の奥さんである静香さんが猛反対したため、木村氏は独立をあきらめ事務所に残らざるを得なかったのです。

独立のことを知った静香さんは、木村氏対して『うまくいかなかったらどうするの』『家族のために事務所に残って』と必死に説得し、飯島氏に対しては『貴方のせいで、主人の人生が変わったらどうしてくれるの!』と猛抗議したそうです。

飯島氏の退社とSMAPの分裂

2015年10月、飯島氏はジャニーズに退社の意向を示しました。退社するのは、飯島氏1人だけです。

おそらく飯島氏は、SMAPは5人セットでないとSMAPじゃないと、考えていたのはないでしょうか。それまでずっと5人でやってきましたし、これからもそうです。事務所に残って5人でなんとか頑張って欲しいと思ったのではないかと思います。

飯島氏の退社にひどくショックを受けたメンバーがいました。香取慎吾氏です。そして、彼は独立を潰した裏切りを働いた木村氏のことをどうしても許せませんでした。

他のメンバーも同様に、木村氏には失望していました。

15年前にできたメンバー間の溝は、このことが原因で修復ができないほどに深まってしまったのです。

SMAP解散へ

1月の謝罪放送から時間が経ち、メンバーが(少なくとも表向きは)落ち着きを取り戻してきた6月以降、ジャニー喜多川社長は率先してメンバーたちとコミュニケーションを取ろうとした言います。

それは、今後の仕事や将来についての話しをするためです。

ところが木村氏以外の4人がSMAPとしての活動に積極的ではありません。

5人ではやりたくない

その時点では、事務所を辞めたいとか解散したいという話は出ていませんでした。

中居氏と木村氏は『このままやって行く』という結論で一致していました。あとの3人は解散はしたくないが『5人ではやりたくない』と言い続けていたといいます。

一向に先の見えない状況に、事務所は『活動休止』をそんなメンバーに提案していました。

ついに解散へ

8月に入って、木村氏以外の4人はジャニー氏に面会を申し出ます。

香取氏と草彅氏は、休止だと休止明けがいつなのかが問題にされる、もう5人でやるつもりはないので、解散にすべきだ、という主旨のことを言ったといいます。

稲垣氏もそれに同調すると、とても驚いた様子だった中居氏も同意した言います。

こうして、木村氏がいない場で解散は決定されたのです。

ちなみに木村氏はその日、家族とハワイ旅行に行っており、解散の決定は電話で知らされました。

木村氏の反応は『1回(休止で)決まったのに何なの?』だったそうです。

最後に

これがSMAP解散の真実です。

木村氏以外の4人の立場から見ると、すべての原因は木村氏(と静香さん)にあるように思えます。

一方、木村氏はメンバーではなく家族を守るために素直に行動しただけとも言えます。

文春誌のメリー氏へのインタービュー記事、メリー氏の態度、飯島氏の行動にも考えるべきところはあり、誰かが悪いという単純なものではありません。

国民的なアイドルグループが、このような経緯をたどって終わりを迎えるということを、あなたはどう思いますか?

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