ポケモンの宇都宮崇人専務執行役員と、ナイアンティックの川島優志アジア統括本部長が取材に対して、いわゆる田舎の格差問題や、新ポケモンの追加やポケモンの交換機能について今後の計画を語りました。
都会と田舎の格差解消へ
格差問題というのは、都会よりも田舎の方がポケモンの出現率が低く、またポケストップの数も少ないため、田舎の住むプレイヤーは都会のプレイヤーの比べて、ポケモン集めやトレーナー育成がしにくいという問題のことです。
この問題に対して、宇都宮氏はインタビューで「地域で格差がある問題を解決したい」と強調しました。
また、ナイアンティックは、東日本大震災、熊本地震で被災した4つの県(岩手、宮城、福島、熊本)と観光客を集めることによる復興支援で連携しており、これを「地方と都市の格差を解決する一つの手法だ」だと答えまし。
さらに「都市部の人が地方を訪ねたくなるような仕掛けも考えたい」と述べたということです。
株式会社ポケモンも開発会社であるナイアンティックも、都会と田舎の格差については十分に認識しており、解決と意図があることがこれで確認できたということですね。
これからの対応にも期待してよいと思います。
[adSense]
交換機能と新ポケモンの追加
ポケモンをプレイヤー同士の間で交換できる新機能については、ポケモンGOの利用者が多いため、機能の提供に時間がかかる可能性があるとのことです。
ナイアンティックの川島氏は「できるだけ早期に実現できるように取り組みたい」と述べていますが、多くのプレイヤーが期待している機能ですので、本当にできるだけ早く実装してほしいと思いまね。
また、現在捕獲可能なポケモンの種類は150程度ですが、これを今後「増やしていく」方針であると、ポケモンの宇都宮氏は述べています。
ゲームやアニメに登場したポケモンはこれまでに720種類もいますが、これらのポケモンが段階的に追加されていく見通しです。
捕獲したポケモンが増えすぎると、ゲーム内で捕獲したポケモンを管理する仕組みを改善する必要があるかもしれません。
現在の仕様では大量のポケモンをうまく管理できない気がします。こちらの改善も期待したいと思います。
今後のポケモンGO
今後は、多くのゲームファンの期待に応えられるように「奥行き」を深め、一方でゲーム初心者や高齢者も楽しめるよう「間口の広さ」も維持していく考えだということです。
特に初心者のポケモンGOは「難しい」という声に対して、遊び方を自然に覚えるように誘導する仕組み(チュートリアルようなもの?)も取り入れていくといいいます。
大ヒット中のポケモンGOの今後について、川島氏は「長く楽しんでもらえるゲームに育てたい」と述べており、また宇都宮氏は「ルールやマナーを守って遊んでいただき、社会に受け入れられるサービスにしていきたい」と述べいます。
一部では、もう飽きたという声も上がっていますが、ポケモンGOを多くの人が長く楽しめるよう、今後の展開に期待したいですね。
コメント