カプコンは23日、任天堂の携帯ゲーム機3DSシリーズで遊べる新しいタイプのゲームを開発したと発表しました。
3DSとICカードと連携
この新しいゲームでは、Suica や Icoca など10種類の交通系ICカードと連携し、ICカードを使用して実際に移動した乗降履歴がポイントとなります。
このためICカードの読み取りができる機種のみがゲームで遊べることになります。
網羅されている駅の数は約9000。
この数は、日本全国の駅の総数が9200位なのでほぼすべての駅をカバーしていることになりますね!
ゲーム機が交通系のICカードと連携するのは初めてだということで、ゲームの開発にあたっては、JR東日本の子会社が協力したということです。
ゲームの内容
3DSにSuica や Icoca などのICカードをかざして乗降データを転送すると、移動距離に応じてポイントが付きます。
初めて行く駅ほどポイントが高かったり、イベントが開催地の最寄り駅は高ポイントに設定し、イベント期間中は特別なアイテムをゲットできるようにすることを検討しているそうです。
また、ゲームには会話のできるキャラクターがいて、ゲームの進行に合わせて様々な会話が楽しめると言います。
例えばJR大阪駅に出掛け場合、女の子のキャラクターが「大阪駅に行ったのですね。何をしに行ったのですか」と話し幾つかの選択肢が表示されます。ここで選択肢の「仕事」を選ぶと「お疲れ様です。頑張るのもほどほどに」などと答えてくれるとらしいです。
このような会話を続けていくうちに、利用者の行動を学習し、利用者の行動に合った会話ができるようになるとのことです。
このキャラクターはどんなデザインなのか、キャラクターを自分で選択できるのか(男の子のキャラ、大人のキャラ、etc)、どのくらい学習しどんな会話が楽しめるのか、など気になることはたくさんありますね!
ゲームのタイトルや発売時期
この新しいゲームのタイトルや発売時期などはまだ公表されておらず、9月以降に発表される予定です。
カプコンの担当プロデューサー野中大三氏は「自分のことをよく知ってくれるキャラクターとともに、移動そのものを楽しんでもらいたい」と話しています。
期待と今後の展開
ポケモンGOに続いて、外に出るゲームがまたリリースされることになります。
鉄道マニア、特に乗り鉄と呼ばれる人たちには、絶大なる支持を得ることになるかもしれません。
鉄道利用が前提となるため、小学生以下の子供たちにはあまり普及しない可能性もあります。しかし、それでも、ひょっとしたらあらたな鉄道ブームを引き起こすかもしれません。
もし、このゲームが成功したら、バスバージョンも出てくるかもしれませんね!
いろいろと妄想は膨らみますが、カプコンからの9月の発表を楽しみに待ちたいと思います!
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