『満天☆青空レストラン』の2019年2月16日の放送は、千葉県鴨川市から、コロコロチキチキペッパーズのお二人と格闘家の那須川天心さんを迎えて、ハイカラ漁によるマサバのご紹介です。
サバと言えば、すでにブランドとして確立されている関サバや金華サバが有名ですよね?
でも鴨川産のマサバ(ハイカラサバ)も、小振りながらも脂の乗り切ったその身は、お刺身にしても干物にしても美味しい!
生のハイカラサバはほとんど市場に流通しないため、本ページでは鴨川産「マサバの干物」の通販・お取り寄せ情報をご紹介します。
これまで本サイトでご紹介しました『満天☆青空レストラン』の記事のまとめはこちら。
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鴨川産のマサバの干物(ハイカラサバ)はココで買える!
こちらで紹介するうまいもんドットコムの「久根崎善次郎商店」の「サバの干物」は、干物するにはもったいないくらいの新鮮な700gの大きなマサバです。
販売ページに「ハイカラ漁」「ハイカラサバ」などの言葉がないことが気になりますが、鴨川沖の脂の乗ったサバが食べたいとう方はお買い求めください。
ご覧のように、よく脂が乗っていることが分かると思います。
この大きな鴨川産「サバの干物」(約250g)が5枚セットで2,480円(税込)で購入できます(送料は別途かかります)。
発送は2/21からとなりますが、現在(2/16)のところ購入できるのはこちらだけとなっていますので、気になる方はお早めにどうぞ。
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ハイカラサバは旨いのは1匹ずつ釣っているから
サバ漁と言えば、通常は網を使って一度に大量に捕獲する方法がメインです。
たとえば、土佐清水では「立縄漁法」という縦にテグスが長く伸びた漁具を使ってサバを獲っています。
また青森県では、巻網、定置網、刺網といった方法で一度にたくさんのサバを捕獲しています。
これに対して、鴨川で行われている「ハイカラ漁」では網を使いません。ハイカラと呼ばれる擬似餌を使い、小型漁船で一匹いっぴきサバを釣り上げるのです。
なぜ、このような手間のかかる獲り方をしているのでしょう。
じつは、一度に大量捕獲する場合と異なり、サバの内出血が起こりづらく鮮度が高く保てるからなのです。このようにして釣られたハイカラサバは脂の臭みも少なく、あちこちのサバを食べたことがある人に言わせると、“これまでに食べたことがない味” ということです。
もうひとつ、ポイントがあります。それは漁の時期です。
サバは、産卵期である3月~8月に向けて、秋から冬にかけて脂の量が増えてきます。そして、1月~3月という産卵直前にちょうど鴨川沖を通過するのです。
この絶好のタイミングで漁を行っているため、脂の乗ったたいへん美味しいサバが獲れるのです。
ハイカラ漁の「ハイカラ」って何?
それにしてもなぜ擬似餌は「ハイカラ」と呼ばれているのでしょう。
“ハイカラ”とは、もともと西洋風のオシャレな様子を指す言葉です。
ごらんのように、擬似餌がショッキングピンク色をしているので、ちょっとオシャレな感じがするから?
それとも、このような疑似餌を使った釣り方自体がオシャレだから?
「いわゆる諸説あります」状態で、本当のところはよく分かりません。
千葉県においては、ハイカラ漁は戦後普及した漁法で70年以上の歴史があります。すでにその当時から「はいから釣漁業」と呼ばれていました。
美味しいサバが獲れることは分かっていたようですが、あまりに手間がかかるためこの漁法は最近まであまり顧みられることはなく、昨今のご当地グルメの「ブランド化」と合わせて、再び注目を浴びだしたという経緯があります。
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