越前屋俵太(55歳)が休止していた芸能活動を再開しました。
1981年にフジテレビの「笑ってる場合ですよ!」で全国デビューし、その後、「世界・ふしぎ発見!」(TBS)ではレポーターとして、「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)では初代探偵として出演するなど、ほかの人にはない独特のキャラで人気を呼んでいました。
しかし、いつも間にかテレビ消え、メディアで彼の名前を見ることが少なくなり、調べたところ2003年に芸能活動を休止していました。
その越前屋俵太が、大阪・ABC朝日放送ラジオの生番組「武田和歌子のぴたっと。」の月曜日の新レギュラーとなって芸能活動を再開しました。ラジオ番組への出演は実に25年ぶりだということです。
さて、越前屋俵太が芸能活動を休止した理由は何だったのでしょう? また、今回活を再開するまでの間、何をしていたのでしょうか?
今回はこんな疑問に迫ってみたいと思います。
越前屋俵太
越前屋俵太、芸能活動休止の理由
私の印象では、テレビで見かけることがだんだんと少なくなり、いつのまにか芸能活動を休止していた越前屋俵太ですが、テレビに出なくなった理由を自身のブログでこんな風に説明しています。
ただ、歳をとる毎に知識はどんどん増えていくのですが、それとは反対に、新しい事に挑戦するチャレンジ精神が、だんだん減ってくるのが気になります。別に新しい事をしなくても現状を維持すれば何とかなるという「安定」が目の前に立ち塞がります。
若かりし頃、お金はなく不安定だったけれども、毎日が楽しかった記憶があります。
何故、楽しかったのでしょうか。
今の自分があるのは、頑張ったからだとは思いますが、反対に大切なモノを無くしてしまったのではないでしょうか。
この気持ち、分かる人は多いのではないでしょうか。
時間をかけ頑張って欲しいもの手に入れた(手に入りそうになってきた)とき、それを喜んでいる自分と、なぜか寂しさを感じている自分とがいることに気が付いたりすることありませんか?
越前屋俵太は「安定」よりも「楽しさ」を選びます。
10年前、私自身、コノママいくと、例えお金があったとしても、つまらない人生になってしまうのではないだろうか。
そう考えたのではなく、そう感じました。
感じたのなら仕方がない。感じてから、あれこれ現実とも戦いながら時間がかかりましたが、
人生はやっぱり面白い方がいいと思って、きっぱり一切の仕事を辞め、山に籠りました。
自分の気持ちに嘘は付けない、自分を騙してこの先生きていくことはできない。
そう考え、越前屋俵太は芸能活動を休止したのですね。
因みに、一時期越前屋俵太は芸能界を引退したと思われていましたが、本人は引退したつもりはなく、世間がそのように言っていることを楽しんでいた、ということです。
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芸能活動の休止中には何をしていたのか?
芸能関係の仕事をやめてしまった越前屋俵太は、活動再開までの13年の間、何をしていたのでしょうか?
越前屋俵太は、書道家「俵越山(たわらえつざん)」として表現活動をしていました。
福祉施設に書を寄贈したり、城陽市立図書館の協力のもと、小中学生向けの「書きたいように書く」ことで感性を伸ばす講座を開いたりもしています。
2008~2009年にテレビに出演していますが、いずれも書家「俵越山」としてであり、「越前屋俵太」としてではありませんでした。
さらに「俵越山」は、ユニバーサル・マーケティング・デザイン株式会社の代表取締役社長でもあり、また関西大学総合情報学部の客員教授でもあります。
「ユニバーサル~」はWEBサイトはあるものの、トップページしかなくどんな事業を行っているのか不明です。家具のデザインなどをしているらしいのですが…。
関西大学の他、福井県の仁愛大学や、京都大学でも教えているそうですよ。俵越山先生はどんな授業するのか、一度受けてみたい気がします。
省故挑新
『人生はやっぱり面白い方がいいと思って、きっぱり一切の仕事を辞め、山に籠』った越前屋俵太ですが、
このままではいけないので、何かをしなければならない。しかし新しい事をするにはリスクが多すぎる。
ということに気が付きます。
ここで、大切なのは、やはり過去という事実です。
しがみつく過去ではなく、過去をきれいさっぱり一度捨て去る事も大切かと思います。
使える物は使って等と考えているうちは結局何も出来ません。
何か新しいことを始めようと思ってもなかなか行動できない私にとっては、とても耳に痛い言葉です…
「温故知新」伝統、文化、歴史、古きを訪ねて新しきを知る。
とても素晴らしい先人が残してくれた言葉だと思います。しかし、これからの時代は、知るだけでは乗り切れません。
こんな時代だからこそ、知っているという「知識」ではなく、知らなくても飛び込んでいくという根性、いうなれば「創造力」が必要だと思います。
古きをしっかり省み、新しきに挑む!まさしく「省故挑新」です。
この「省故挑新」という言葉は、越前屋俵太が作ったものだと思いますが、彼の言いたいことを上手く言い表していますね。
越前屋俵太は、書家としての活動、大学での講義、家具のデザインなど、今までしたことがなかった新しいことに挑んでいます。
口で言うだけでなく、実際に行動できることが、越前屋俵太のスゴイところのひとつだと思います。
お帰りなさい!
越前屋俵太が芸能活動を再開したというニュースに関連して、越前屋俵太が
- 芸能活動を休止した理由
- 芸能活動を休止していた間に何をしていたか
についてご紹介しました。
はっきり言って、越前屋俵太は好きなタレントでした。あの独特な雰囲気が好きで、彼の出る番組をよく見ていました。
その彼が芸能活動を休止し、そういうタレントが居たことさえ忘れかけていたら、今日のニュースです!
越前屋俵太さん! また私たちを楽しませてください!
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