電撃的なニュースが飛び込んできました。
薬物報道で注目を集めていた俳優の成宮寛貴（34歳）が芸能界からの引退を発表しました。
成宮寛貴、芸能界引退を発表
12月9日、成宮寛貴は所属事務所TOP COAT（トップコート）を通じて、直筆の謝罪文を公開し、芸能界から引退することを発表しました。
成宮寛貴 直筆謝罪文
12月2日、写真週刊誌『FRIDAY』が報じた違法薬物の使用疑惑については、すぐに事実無根であるとの声明を発表し、講談社およびFRIDAY編集部に対して、「断固として抗議し、民事・刑事問わずあらゆる法的措置をとって参る所存」としていました。
ところが、『FRIDAY』が続報となる記事を掲載した12月9日、成宮寛貴は芸能界から身を引くという何とも残念な発表となってしまいました。
薬物疑惑が持ち上がって以降、所属事務所、成宮から事情聴取をしたり、薬物鑑定などを行ってきており、彼が薬物を使用していたという客観的な事実は確認できなかったとしています。
どのような機関で検査を行ったのかは分かりませんが、12月7日付けで薬物検査の結果は陰性、との発表を9日に行っっています。
しかし、所属事務所へ成宮から突然に芸能界を引退したいという申し入れがあり、本人の意思が非常に固かったため、事務所としては受け入れざるを得なかった、ということです。
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成宮寛貴、引退の理由
成宮寛貴は、違法薬物の使用に関しては真っ向から否定しています。
今回の疑惑報道は、成宮の心から信頼していた友人が、成宮を「裏切る」形で雑誌へ流した「情報」がもとになっています。
謝罪文によれば “複数の人たちが仕掛けた罠に落ちた” とも書かれています。
おそらく、いまはまったく人が信じられなくなっているのではないでしょうか。
さらに、記事は成宮のプライベートな部分をもクローズアップしています。
LGBTは日本でも少しずつ理解が広まってきていますが、彼が隠しておきたいと思っていたセクシャリティな部分までもが世の中の注目を集めてしまっています。
成宮は “今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません” とまで言っています。
成宮寛貴は、苦労をしてきた人で真面目でもあり、人柄についても悪い噂を聞いたことがありません。
そんな彼が、“今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい” “少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません” と思い詰めるほどの状況に追い込まれてしまっていたのです。
成宮の芸能界からの引退は、人間不信、関係者への迷惑、誤った情報やプライバシーが広まることの不安と恐怖と絶望感から、自分に残された唯一の選択肢として選んだのでしょう。
本当のところは…
今回の「事件」は本当に怖いと思いました。
記事ひとつでタレントを簡単に芸能界から追い出すことができるのです。場合によっては、人の命さえ奪いかねません。
自分自身を晒すという職業であるため注目を浴びるのは仕方がありませんが、薬物疑惑と抱き合わせで望まない情報がまでもが、広まってしまうのは気の毒な気がします。
直筆のコメントの画像は見にくいところもありますので、最後に「謝罪文」の全文を載せておきます。
謝罪文
全ての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。
心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が
仕掛けた罠に落ちてしまいました。
この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな
部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が
拡がり続ける事に言葉では言い表せないような
不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。
今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により
世間に暴露され続けると思うと、
自分にはもう耐えられそうにありません。
今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい。
今後芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき
関係者や身内にこれ以上迷惑を掛ける訳にはいかない。
少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません。
元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様
本当にありがとうございました。
応援してくださったファンの皆様、こんな形で去っていく
自分を許してください。
本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました。
2016.12.8 成宮寛貴
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