2月11日、活躍が期待されている若手女優の清水富美加(しみずふみか、22歳)さんが、芸能界を引退することが明らかになりました。
報道によると、清水さんは大川隆法氏が主宰する「幸福の科学」の信者で、今後は、「幸福の科学」のために働いていくことに専念する、とのことです。
なぜ、この時期に芸能界引退という選択となったのでしょうか?
清水富美加さんが現在出演中テレビ番組や、主演が決まっている映画はどうなるのでしょうか?
清水富美加と「幸福の科学」
「幸福の科学」の信者だった清水富美加
今回の「騒動」は、1月19日に「幸福の科学」のWEBサイトへ、大川隆法氏が清水さんの守護霊をインタビューしたという動画がアップされたことに始まります。
これを知った清水さんのマネージャが清水に確認したところ、清水さんは「幸福の科学」の信者であることを明かしたと言います。つまり、マネージャは清水さんが「幸福の科学」の信者であることを知らなかったんですね。
もちろん、どんな信仰を持とうともそれは個人の自由ですし、それを仕事関係者に明かす必要もない訳で、このこと自体が問題であるわけではありません。
清水富美加、芸能界引退を宣言
状況が大きく変わったのは1月の下旬です。
清水富美加さんは、「幸福の科学」側の弁護士2人とともにマネージャを呼び出し、その席で『仕事をやめて幸福の科学に出家します。幸福の科学のために働いていきたい。(女優の)仕事をやめて専念したい』と芸能界からの引退を “宣言” したそうです。
清水さんは、今月(2月)5日以降は、仕事場に姿を見せておらず、当初は「インフルエンザのため」と説明していた所属事務所(レプロエンターテインメント)も、事態の大きさから本当のことを関係先に説明し始めているとのことです。
[adSense]
なぜこの時期に芸能界引退を決断?
清水さんは、当初、芸能界での活動と「幸福の科学」での活動が両立できると思っていたのではないでしょうか?
それが、2015年にNHKの連続テレビ小説「まれ」でヒロインの友人役を務め、大きく注目を浴びるようになると、次第に仕事が増えていきます。
そういう状況の中で
このままでは「幸福の科学」のために働く時間が取れなくなる。
清水さんがこう思ったとしても不思議はありません。
そのために、少々強引とも言えるやり方で、芸能界からの引退を宣言しそれを実行に移したのではないでしょうか。
出演中の番組や公開予定の映画への影響は?
清水富美加さんが現在出演中のテレビ番組には
- オトナへノベル(Eテレ)
- にじいろジーン(関西テレビ放送/フジテレビ系)
などがあります。
当然ですが、所属事務所は契約期間内で、残っている仕事については最後まできちんとやって欲しい、と思っているはずです。
これらを途中降板することとなれば、所属事務所は違約金を払うなど何らかの対応が必要となります。
清水さんが主演し、公開が決まっている映画への影響はどうでしょうか?
清水さんが主演している『暗黒女子』は2017年4月1日から公開が決まっています。すでに撮影は終了しているはずですが、今回の騒動のために公開の延期等、なんらかの影響がでる可能性があります。
また、清水さんがヒロインを演じる『東京喰種 トーキョーグール』は、2017年夏の公開予定となっています。
こちらは撮影がどの程度進んでいるのか不明です。清水さんの撮影分が残っているとしたら、映画の制作そのものが危ぶまれる状況になるかもしれません。
どちらの映画にしても公開に何らかの影響が出るようなことがあれば、所属事務所は大変な対応を強いられることになるでしょう。
もう少しやり方はなかったのか?
清水富美加さんは、思い込んだらそれに向かって突っ走るタイプの方なのでしょうか?
今回の “引退劇” を見ていて、ちょっと強引だなと思いました。
もしかしたら、清水さんに入れ知恵し、そうさせている人がいるのかもしれません。
テレビ関係者や映画関係者、そして清水富美加さんのファンや清水さんの所属事務所が “とばっちりを受ける” ことになります。
もう少し上手なやり方で引退できなかったのか、と思うと残念でなりません。
コメント