高畑裕太さん(23歳)は結局不起訴となり、9月9日に釈放されました。
被害女性側との示談交渉もすでに済み、高畑さん側から被害女性に支払われるという示談金は驚くほど高額であるとの噂も流れています。
しかしこの事件は何かスッキリしません。
この事件の、良く分からないところ、スッキリしないところをまとめてみたいと思います。
被害者の女性は嘘を付いている?
被害女性の言い分
8月23日に高畑裕太さんが逮捕されたとき、ホテル従業員である被害者女性は次のように言っていました。
- 高畑裕太さんに、屋に歯ブラシを持ってくるよう言われて届けに行った
- 部屋に行くと、『腕をつかんで引っ張り込まれ、両手をおさえられ、口にタオルを突っ込まれ』て乱暴された
ところがこの内容を覆すような話しがあちこちから聞こえてきます。
証言と異なる話し
- 高畑さんの部屋の隣に泊まったスタッフの話し
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事件の起きた当日、高畑さん宿泊していた前橋市のビジネスホテルで、高畑さんの隣の部屋に泊まったスタッフ(テレビ関係者)の話しでは、『争うといった物音はまったくしなかった』といいます。
被害女性の言い分から想像できる状況とは、だいぶ異なる状況だったような気がします。
- 供述調書
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捜査段階で作成された供述調書には、高畑さんが言ったとされる『歯ブラシを持ってきてほしい』という記述はないといいます。
また、高畑さんと被害女性は『ふたりでエレベーターに乗って部屋に向かった』との記述もあるようです。
もちろん、ふたりで部屋に行ったからといって、乱暴を働いていないということではありません。でも、これまでメディアで報道されている内容とずいぶんと異なることは確かですよね。
示談金目当て?
高畑さん側と被害女性側とで行われた示談交渉についても不思議な点がいくつもあります。
被害者側からの示談要求
ふつう示談交渉は、加害者側から被害者側に持ちかけるものです。
加害者は示談で被害者側と合意することができれば、“釈放される可能性、不起訴になる可能性、実刑判決の回避、刑の軽減、民事裁判による損害賠償請求が避けられるといった有利な点が出てきます。(『東京・刑事事件相談』から引用)”
このように示談は、加害者が自分にとって有利な状況をつくるために行うものであって、被害者側から示談を要求することはないのです。
では、なぜ高畑さんの被害女性は、被害者側から示談を要求したのでしょうか?
このような事件において、被害者側から示談要求することがあるとすれば、その理由はお金が目当てだと言われます。
高畑裕太は犯罪を犯したのか?
罪の意識のない犯罪?
事件の日の前日、高畑さんは映画撮影のスタッフたちと飲みに出かけ、深夜に戻ってきたそうです(「事件」は、23日午前2時過ぎに発生しました)。
高畑さんはそれほど酔っていなかったといいます。そして「事件発生」後そのまま部屋で熟睡していたといいます。
酔っぱらって寝入ってしまったのでなければ、自分の意志で寝ていたことになります。つまり、「犯罪行為を行った」という意識がなかった可能性が高いと考えられます。
高畑さんが釈放されたときに、高畑さんの弁護士が報道各社に送ったFAXにもこんな説明があります。
私どもは高畑裕太さんの話は繰り返し聞いていますが、他の関係者の話を聞くことはできませんでしたので、事実関係を解明することはできておりません。
しかしながら、知り得た事実関係に照らせば、高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く、少なくとも、逮捕時報道にあるような、電話で「部屋に歯ブラシを持ってきて」と呼びつけていきなり引きずり込んだ、などという事実はなかったと考えております。
不起訴処分になったということ
強姦致傷罪は示談が成立しているいないにかかわらず、検察は起訴することができます。
それが不起訴処分となったということはどういうことか?
おそらく検察は、事件の捜査を行った結果から、被害女性側の言い分が不透明であり、高畑さんに「悪質な行為はなかった」と判断した、ということになります。
高畑裕太はハニートラップにかかったのか?
今週発売されたFRIDAYに、高畑さんの事件についての記事が「独走スクープ」と題して掲載されました。
その記事では、被害女性の関係者としてある人物(FRIDAYの記事中ではX氏)のことが取り上げられています。
簡単にまとめると、
- X氏は「指定暴力団の関係者」である
- 高畑さん側と被害女性側との示談交渉で、X氏大きな役割を果たした
のだそうです。
私には、にわかに信じられないのですが、もしそうならこの事件のモヤモヤしたところが、かなり解消されそうな気もします。
まとめ
この記事では、高畑裕太さんの起こした事件について、
- 被害女性の言い分と異なる話しの紹介
- 被害女性側からの示談要求の不自然さ
- 高畑裕太さんは犯罪を犯した意識はあったのか
- 被害女性の怪しい知人男性
についてご紹介しました。
これまで分かっていることを、つなぎ合わせていくことで、事件の全容が少しずつですが見えてきた感じもします。
最初は、高畑裕太ってヤツはとんでもないだ!と一方的に思っていました。そのような報道の仕方を各メディアも行っていました。
でも、これまで報道されてきたことが100%正しいわけではないかもしれないと、思い始めています。
もうしばらくの間、この事件から目を離すことができなさそうです。
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