鳥取市河原町で古民家カフェ「えばこGOHAN」を営むのは今家邦雄(いまいえ くにお)さん(61歳)と奥さんの美恵子さん(63歳)のご夫婦。
大阪府高槻市で焼き鳥店を経営していた今家さんは、仕事に追われて毎日忙しく働く生活にふと疑問を抱きます。
『60過ぎても続けられるだろうか?』
そんな今家さんが、偶然にもお子さん2人が鳥取へ移住したこと、そして地元の方の声にも後押しされて、今年2017年4月、鳥取市河原町牛戸に移住しオープンしたのが古民家カフェ「えばこGOHAN」です。
本記事では、地元に溶け込み早くも人気のお店となった「えばこGOHAN」の場所と行き方、提供される食事のメニューや口コミについてご紹介します。
古民家カフェ「えばこGOHAN」
大きくて立派な民家ですね! 庭も手入が行き届いておりとても綺麗です。
家の中もこんな感じで、とても落ち着ける空間となっています。室内に置いてある長い一枚板のテーブルは、大阪で開いていた焼き鳥店から持ってきたものだそうですよ。
ところで、店の名前の「えばこ」って何だろうと持ったら、答えがWEBサイトに書かれていました。
今家さんご夫婦が「えばこGOHAN」に寄せる思いが書かれていますので、少し長いですが引用しますね。
日々の暮らしの一場面はきっと大切な一コマ。
季節のごはんが美味しかったり
四季の木々が美しいこと、夕日が真っ赤なこと
星空がキラキラだったり・・・
ここ西郷谷で繰り広げられる
かけがえのない風景を
スケッチブックにお絵描きしてみる気持ちで・・・
そんな暮らしの絵が詰まった箱作り。
それが『えばこ』
店内では元気の出る飛びっきりライブがあったり
ご近所さんで作るイベントがあったり
ワクワクいっぱい楽しみいっぱい
箱に詰めたいと思ってます。
「えばこ」はいろんな絵が詰まった「絵箱」だったのですね。
なぜ大阪から鳥取に移住したの?
今家邦雄さんは、31歳で国鉄(いまのJRですね)を退職して、出身地である大阪で焼き鳥店「KUSHITARO」を開業します。
常連客にも恵まれ「KUSHITARO」は人気店へと成長しますが、とにかく毎日が忙しく、昼も夜も働きます。当時、お子さんと過ごす時間もほとんどなかったといいます。
するとやはり心配になるのは将来のこと。こんな生活をずっと続けられるのだろうか?
家族で鳥取へ移住
今家さんご夫婦にはお子さんが2人いらっしゃいます。長女の由貴さんと長男の浩太郎さんです。
由貴さんご夫婦は、地方で農業することに憧れていて、2012年に就農研修を受けた後、「えばこGOHAN」のある牛戸の隣、本角(ほんずみ)で生活を始めます。今家さん家族の中で一番早く鳥取に移住されました。
さらに、鍼灸師である浩太郎さんも仕事の関連で鳥取には6年前から定期的に訪れており、移住を考えていました。そして、今年2017年4月に移住し鍼灸院を開きました。
邦雄さんと美恵子さんは、由貴さんのもとへ訪れるたびに、河原町の豊かな自然や穏やかな雰囲気に魅了されていったようで、2016年に行動を開始します。
しかも、2016年9月に築40年の民家を紹介されると、翌10月には引っ越し、さらに11月にはもう「えばこGOHAN」をオープンするという仕事の速さ。(このときのオープンは、プレオープンでした)
邦雄さんは、鳥取への移住は偶然が重なったもの、と仰っていますが、鳥取の人からのこんな言葉にも背中を押してもらったそうです。
陶芸家の窯を訪れる人たちがコーヒーを飲んだり、食事ができる場所が西郷地区にあってもいいのでは
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えばこGOHANの場所と行き方
「えばこGOHAN」の住所は、鳥取市河原町牛戸3-2 で、地図上では次の場所になります。
鳥取自動車道の河原ICで下車し、地図に示したルートをとると、約10分(約6km)ほどで「えばこGOHAN」に到着です。
西郷幼稚園の脇にある道を入った突き当りに「えばこGOHAN」はあります。店の前には広い駐車場がありますので、車を停める場所の心配はいりません。
えばこGOHANのメニュー
「えばこGOHAN」のメニューは、画像にあるようなイラストの入った手書きのメニュー。手書きのメニューって、描いた人の心が伝わるようでいいですよね。
メニューは、
- えばこプレートランチ(数量限定)… 1,000円
- のっけごはん … 800円
- スパイシーカレー … 800円
- カレー&のっけ あいがけランチ … 900円
- えばこブレンド珈琲 … 350円
- 紅茶 … 400円
- りんごジュース … 400円
などがあります。
ランチは、+200円で挽きたて珈琲、+350円で珈琲とケーキのランチセットにすることができます。
えばこプレートランチは、こんな感じのおしゃれなランチ。数量限定ですが、予約するとお取り置きしておいてくれますよ!
えばこプレートランチの内容は定期的に変更されており、専用のイラスト付きメニューもあります。
えばこGOHANのライブ営業って?
「えばこGOHAN」は、美味しいごはんが食べられるだけ場所ではありません。定期的にアーティストをお呼びしてライブ演奏を行っているんです。
これは、大阪の「KUSHITARO」時代から行っていることで、珈琲、あるいはお食事をいただきながら、さまざま分野のアーティストさんの生演奏を聴くことできます。
こちらは、10月1日のお昼に行われたわたなべゆう氏のソロギターライブの様子です。
みなさん、わたなべゆう氏の演奏を堪能されたようですね。
7月には、LAST TANGOのメンバによる演奏会もありました。こちらは夜のライブ営業でした。
こんなに豪華なアーティストが来てくれるなんて、今家さん凄すぎます!
えばこGOHANの口コミや評判
えばこGOHANの評判はどうなのでしょうか? TwitterやInstagramからいくつか拾ってみたいと思います。
【鳥取 河原】 えばこGOHAN
河原の奥の奥、西郷地区の古民家カフェ!
大阪で飲食店経営をしながら水木金はこちらでカフェ営業しているそう…すごーい!!
地元こだわり農家のお野菜をたっぷり使ったランチも絶品(๑˃̵ᴗ˂̵)
お庭も店内も超素敵空間…でした。また行きます! pic.twitter.com/1XjqPP9beq
— 鳥取なにたべ! (@tori_tori_dune) 2016年12月1日
えばこGOHANの営業情報
最後に、えばこGOHANの営業上をまとめておきます。
えばこGOHAN
住所: 鳥取県鳥取市河原町牛戸3-2
TEL: 0858-71-0073
営業時間: 10:00~16:00
営業日: 水、木、金、土
URL: えばこGOHAN (http://ebako-gohan.com/)
facebook: えばこgohan
まとめ
本記事では、今家さんご夫婦が鳥取市河原町で営む、古民家カフェ「えばこGOHAN」についてご紹介しました。
すっかり地元に溶け込み、今家さんご夫婦自信が楽しんでカフェをやってる、そんな感じがしますね。
美味しい食事をいただける雰囲気のよいカフェ「えばこGOHAN」。
機会があれば、ぜひ訪れてみたいと思いました。
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