農家キッチン/ロッサ・ビエント(胎内)はさがけ米のおにぎりが絶品!

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新潟県胎内市にある「農家キッチン ロッサ・ビエント」は緒方貞子(ていこ)さん(66歳)が店主を務める農家レストラン。

その「ロッサ・ビエント」でいま一番の人気となっているのが、はさがけ米でつくったおにぎりなんです。見た目はごく普通の塩むすびですが、これまで食べたことがない美味しさにびっくり。

美味しさの秘密はこだわりのお米。旦那さんである緒方文一(ぶんいち)さん(70歳)がつくる胎内産コシヒカリをはさがけ米にしたものを使用しているんです。

本記事では「農家キッチン ロッサ・ビエント」への行き方やメニュー、はさがけ米についてまとめてみましたので、お時間のある方はご覧になってください。

目次

「農家キッチン ロッサ・ビエント」新潟県胎内市

農家キッチン ロッサ・ビエント

農家キッチン ロッサ・ビエント
出典: ロッサ・ビエント

 
画像は一昨年のクリスマスのときのもの。緒方さんご夫婦は写っていません。

店の名前である「ロッサ・ビエント」はスペイン語。“Rosa y Viento” と綴り、意味は “バラと風” です。

ロッサ・ビエント」は、文一さんが経営する農業法人「(株)ソル・グランハ胎内」のアンテナショップでもあり、各種のイベントも開かれます。(こちらの名前もスペイン語ですね。“太陽と大地” でしょうか。)

場所と行き方

車で行く場合は、日本海東北自動車道(E7)の荒川胎内ICからが分かりやすいでしょう。ICを降りてから、県道402号線を使用するとおよそ1時間ほどで「ロッサ・ビエント」に着くことができます。

鉄道を利用する場合は、羽越本線の平木田駅が最寄り駅となります。「ロッサ・ビエント」までは徒歩で約10分の距離です。

ロッサ・ビエント」は2車線道路に面しており、周辺にも民家が少ないため道に迷うことはないと思います。

メニューや値段

こちらが、絶品の塩むすびが食べられる「塩むすびプレート」です。「塩むすび」と書いて「えんむすび」と読むそうですよ。

にぎりたてのおむすびに、地元の野菜を使った料理や漬物、お味噌汁、デザートと珈琲か紅茶も付いています。

「ロッサ・ビエント」の焼きカレー

「ロッサ・ビエント」の焼きカレー
出典: ロッサ・ビエント

 
こちらの焼きカレーは土日限定。生サラダやデザートが付きます。

ほかにも、彩りが美しいパエリヤ農家風なども人気を呼んでいるそうです。使っているお米はもちろん新潟産コシヒカリです。

お値段は、最近のものが調べられなく、一昨年のもので恐縮ですが、次のようになっていました。

  • 塩むすびプレート ・・・ 1,080円
  • 焼きカレー    ・・・ 1,200円
  • パエリア農家風  ・・・ 1,200円

口コミや評判

農家キッチン ロッサ・ビエント」に行ってご飯を食べた方の感想をSNSから集めてみました。

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胎内市にある農家レストラン、ロッサ・ビエントさんに行ってきました😊 塩結び(えんむすび)プレートは、自家生産のコシヒカリを使用したピカピカのおにぎりとお惣菜のセット。 塩梅が良いとはこのこと。お米の甘さが感じられます。 お惣菜は、車麩とこんにゃくの煮物、里芋の唐揚げ、黒豆、きんぴらゴボウ、卵焼き、マカロニサラダ、お漬物、具沢山味噌汁と地場野菜をふんだんに使ったお袋の味が並びます。 しそジュースに食後のコーヒーまで。 更に🤩薪ストーブの上で焼いていた胎内産紅はるかの焼き芋もおまけしてもらいました🍠 大満足😆 #新潟ぐりん2 #visit #trip #travel #旅 #冬 #winter #Japan #新潟 #niigata #胎内市 #Tainai #塩結び #農家レストラン #ロッサビエント

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けっこうたくさんのおかずが付くんですね。おにぎりのおかわりができると嬉しいなぁ。

ほんとうに彩りが綺麗ですね。美味しいに決まってる!って思ってしまいます。

私が好きそうなオカズがたくさん…。これで1000円ちょっとなら、安くありません?

はさがけ米って?

「はさかけ」とは木で組まれた「稲架木(はさぎ)」と呼ばれるものに刈り取った稲を掛けることを言います。

地方によっては「はざかけ」「はさほし(稲架干し)」「いねかけ(稲掛け)」などとも呼ばれます。

次のように稲が干してあるのをテレビや、実際に新潟県に行ったときに見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

はさかけ

はさかけ

 
何でこのようなことをしているのか言うと、目的は稲の乾燥です。

刈り取ったばかりの籾(もみ)の水分は20~30%もあり、このままにしておくと、

などがおき、せっかくのお米がダメになってしまいます。なので、刈り取った稲はできるだけ早く乾燥させる必要があるんです。

現在は機械を使った乾燥が主流となっており、はさかけを行う農家は少なくなってきています。しかし、それでもはさかけを行う緒方文一さんのような方(農家)もまだいらっしゃいます。

理由は、はさかけによる乾燥は機械乾燥に比べて、

  • 籾がゆっくり乾燥するので、米粒が割れたり、味が低下したりすることが少ない。
  • 刈り取ったままの穂の状態で乾燥するので後熟(※)が進む。

という利点があります。(※ 後熟とは刈り取った後でも米の実りが進むこと)

つまり、より美味しいお米になる、ということですね。

機械乾燥よりも手間がかかり価格も高めになることが多いのですが、お米の商品価値を高めることにもつながるため、「はさかけ米」が近年見直されるようになってきています。

「農家キッチン ロッサ・ビエント」についてもっと知りたい

こちらでは「農家キッチン ロッサ・ビエント」についてもっと知りたい方のための情報をまとめてあります。参考にしてください。

農家キッチン ロッサ・ビエント
住所:   〒959-2614 新潟県胎内市平木田1366-3
電話:   0254-20-7127
営業時間: 11:00~17:00
定休日:  水曜・木曜
駐車場:  あり
facebook: ロッサ・ビエント

  • ラストオーダーは16:30
  • 1階と2階があり、1階はテーブル(4卓)とカウンターで20席、2階は2卓で10席ほど。
  • facebookは去年の11月以降、新しい投稿がありません。ホームページやほかのSNSはないようです。

 

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