100m競技で世界第2位の記録を持つアメリカのスプリンター、タイソン・ゲイ(34歳)の娘、トリニティ(Trinity)さんが銃で撃たれ亡くなりました。
まだ15歳のトリニティさんにいったい何があったのでしょう?
事件の調査はまだ継続しており現在分かっている範囲で、彼女を撃ったのは誰か、どのような状況で撃たれたのかについて報告します。
銃撃事件の状況
事件の直後、タイソン・ゲイはインタビューに答えてこう言っていました。
娘が死んでしまった。とても混乱している。
彼女は秋休みで先週ここにいただけなのに。狂ってるよ。何が起きたのかまったく分からない。
いったい彼女はどうして撃たれてしまったのでしょうか。
街中で銃撃戦が発生
事件は10月16日の日曜日、午前4時頃(現地時間)、ケンタッキー州レキシントン(Lexington)のレストラン「クック・アウト(Cook Out)」の駐車場で発生しました。
2台の車に乗っていた男たちが互いに撃ち合いを始め、その最中にトリニティさんは首を撃たれたのです。
トリニティさんはどちらかの車に乗っていたわけではないとの情報から、銃撃戦の流れ弾に当たったのかもしれません。
警察によると、トリニティさんは自家用車(救急車ではなく)でケンタッキー大学病院(UK Hospital)に搬送されましたが、その後亡くなったということです。
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トリニティを撃ったのは誰?
警察は銃撃戦に関係したとみられる2台の車を特定しており、そのうちの1台、グレイのダッジ・チャージャーに乗っていた2人を拘留していると言います。
このうち21歳のディボンタ・ミドルブルックス(Dvonta Middlebrooks)は、銃撃戦のあった駐車場に事件当時にいた容疑で、日曜日の午後に逮捕され起訴されています。
彼がトリニティを撃ったかどうかは分かっていません。
また、銃撃戦に関係している取られるもう1台の車(暗い色のスポーツカー)の行方を警察は、現在探している最中だということです。
トリニティ・ゲイ
ゲイさん一家はレキシントンの住人で、トリニティさん地元のラファイエット高校(Lafayette High School)に通っていました。
彼女は高校の陸上部に属しており、将来の活躍が期待される先週だったということです。
父親がタイソン・ゲイですから、トリニティさんはきっと素晴らしいスプリンターに成長したのではないかと思うととても残念ですね。
まとめ
世界のトップスプリンターの娘さんが亡くなったということも衝撃ですが、まったく普通の街でいきなり銃撃戦が始まり、それによって命を落とすことがあるということに、今さらながらですがショックを受けました。
父親のタイソン・ゲイの気持ちを思うと、とてもやりきれない思いです。
はやく犯人が捕まることと、トリニティさんの冥福をお祈りしたいと思います。
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