今年2017年の全豪オープン、車いすテニス女子シングルスで上地結衣選手(22歳)が決勝に進みましたね。
上地選手は、4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン)の中でシングルスで優勝していないのは、この全豪オープンだけだということで、2年ぶりの決勝進出となった今回はかなり力が入っているようです。
世界ランク2位の上地選手ですが、決勝で戦う相手はオランダのイエスカ・グリフィユン選手(Jiske Griffioen, 31歳)、世界ランク1位!
日本ではあまり馴染みのない選手ですが、どんな選手なのでしょうか?
イエスカ・グリフィユン選手について、プロフィールや成績を調べてみましたので、彼女の画像とともにご紹介しましょう。
イエスカ・グリフィユンってどんな選手?
プロフィール
まずは、イエスカ・グリフィユン選手のプロフィールからご紹介しましょう。
名前は、日本語ではイエスカ・グリフィユンと書きますが、原語ではJiske Griffioenと書きます。
1985年4月15日生まれで、オランダのウールデン(Woerden)の出身です。現在はアムステルダム(Amsterdam)に住んでいます。
グリフィユン選手は、子供の頃から水泳、乗馬、バスケットボール、スキーなどさまざまスポーツに挑戦してきていましたが、障害から10歳のとき車いす生活を始めます。
その後もバスケットボールとテニスはずっと続け、14歳のとき、2000年の夏のパラリンピック、シドニー大会ではオランダのバスケットボールチームのメンバーとして活躍しますが、これ以降はテニスに専念することになります。
テニス以外の分野では、2015年にヨハン・クライフ大学(Johan Cruyff University)で、スポーツマーケティングの学士を取得したりもしています。
グリフィユン選手が好きなことは旅行、音楽鑑賞、読書、美味しいものを食べること、ファッション、テニス以外のいろんなスポーツ、だそうで、とても好奇心旺盛で活動的な女性だということが分かりますね。
テニスでの成績
グリフィユン選手は2001年にプロに転向しましたが、その4年後、2004年にトップ8入りを果たします。
シングルスでは、2015年に全豪オープンと全仏オープンで優勝し、世界ランク1位となります。さらに翌年2016年にも、全豪オープンとウィンブルドンで優勝しています。
ダブルスでは、2012年にグランドスラムを達成し、2013年には4大大会すべてに優勝するという圧倒的な強さを見せつけます。
パラリンピックでは、2012年のロンドン大会ではシングルスで銅メダル、2008年北京大会と2012年ロンドン大会ではダブルスで二つの銀メダル、2016年のリオ大会ではシングルスで金メダルを獲得しています。
なんだか恐ろしいほどの強さですね。
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イエスカ・グリフィユンの障害
グリフィユン選手は、生まれたとき二分脊椎症という障害を負っていました。
二分脊椎症とは簡単に言うと、胎内で脊椎骨が作られるときに、何らかの理由で脊椎の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出てしまい、癒着や損傷したりするものです。
見た目は背骨の途中に飛び出た瘤(こぶ)のようで、そのため脊髄髄膜瘤と呼ばれてもいます。
これによる症状は、発生個所から下の運動機能や知覚の麻痺で、内臓の機能に大きな影響を及ぼすこともあります。
イエスカ・グリフィユンの画像いろいろ
イエスカ・グリフィユン選手のさまざまな画像を集めてみました。
ボールを見つめる目つきがスゴイです。
何のイベントでしょうか、イケメンが揃ってます(笑)。
ゴージャスなドレスを来ていますね。
お子さんたちのようです。
ご両親と一緒に。
オーストラリアのテニス選手ベン・ウィークス選手とのツーショット!
全豪オープン2017、上地結衣とイエスカ・グリフィユン、どちらが優勝?
本記事では、2017年の全豪オープンで上地結衣選手と戦うイエスカ・グリフィユン選手について、プロフィールや成績、画像などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
グリフィユン選手って意外に(失礼!)美人ですし、記事を書くために情報や画像を集めているうちに、彼女のファンになってしまいました(苦笑)
でも、です!
今年(2017年)全豪オープンでは、やはり上地結衣選手に勝ってほしいです!
ぜひ、グリフィユン選手に勝ってグランドスラムを達成して欲しいですね!
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