バレーボール・プレミアリーグのJTサンダーズは、今年5月31日をもって越川優(32歳)選手が退部することを発表しました。
越川選手は、2008年の北京五輪へ出場し活躍、また2014~15年シーズンには主将としてチームをリーグ初優勝に導くなどの貢献をした選手です。
退部後は、ビーチバレーに転向して、2020年の東京五輪を目指すと言う越川選手。
なぜ、ビーチバレーに転向するのでしょうか?
彼のプロフィールや画像とともに、その理由を探ってみたいと思います。
越川優のビーチバレーへ転向の理由
越川選手は、現在のJTサンダーズに移籍して4シーズン目を迎えます。
これまで、JTサンダーズでは、
- 1年目に、Vプレミアムリーグと黒鷲旗での準優勝
- 2年目に、Vプレミアムリーグでの優勝と、天皇杯での優勝
Vプレミアムリーグでの優勝はJT創部以来85年目の快挙ですし、天皇杯での優勝は越川選手にとっては初めて、でした。 - 3年目に、黒鷲旗での優勝と、天皇杯での準優勝
と、たくさんのタイトルを獲得に貢献しています。さらに、多くの個人タイトルも獲得しています。
それなのに、なぜビーチバレーに転向するのでしょうか?
越川優の2つのこだわり
今回の決断は、越川選手には次のような2つのこだわりがあったからです。
- オリンピックへのこだわり
- チャレンジすることを諦めたときがアスリートの終わり
越川選手によると、退団と転向の結論を出すのに、実に7カ月も悩んだそうです。
越川選手は、オリンピックには特別なこだわりを持ってプレーしてきました。
しかし、2008年の北京五輪では一勝もできませんでしたし、次のロンドン五輪と、昨年のリオ五輪では、予選に参加することさえできませんでした。
これでは不完全燃焼ですよね。
今回、そういった中、2020年の東京五輪という新たなオファーをもらったそうです。そして、もう一度、オリンピックにチャレンジしたいという気持ちに再び火が点きました。
ところが、越川選手はここで悩んでしまいます。インドアを選ぶかビーチバレーを選ぶか。
最後まで悩んで、決めたのはビーチ―バレーでした。決め手は「必要とされるところで頑張りたい」という気持ちです。
もちろん、オリンピックに出るのは簡単なことではありません。何しろ、越川選手はインドアでは一流であっても、ビーチバレーの経験の無い、言ってみれば「素人」なんです。
他人はたった3年でオリンピックに挑戦するなんて無謀すぎると言うかもしれません。
でも、越川選手は本気です。「決めたからには絶対手にする」とまで言っています。
彼の強い意気込みが伝わってきますね。
越川選手のプロフィール
越川優選手は、石川県金沢市の出身で、1984年6月30日生まれです。
身長189cm、体重88kg、足のサイズは29.5cm。
当たり前ですが、バレーボールの選手って本当に背が高いですね。モデルのように手足も長く、しかも越川選手はイケメンですから、モテモテなのは間違いがないところでしょう。
好きな女性のタイプは、かわいくてショートカット、だそうです。会ってみたい人に、上戸彩さんを選んでいるところから、彼女みたいな女性が好きなんでしょうか。
ニックネームは、ユウ、こっしー。
性格は前向き、アクティブ、好きな言葉は前進(笑)。
この世で一番好きなものは、なんと家族、だそうです。これはちょっと意外でした。
また、嫌いなものに、HIP POP系の音楽をあげています。嫌いというより、苦手なんだそうです。また、害虫が嫌いだそうです。う~ん、どんな虫のことを言ってるんでしょうか(笑)
東京五輪、ビーチバレーでの活躍を期待してます!
JTサンダーズの越川優選手の退団、およびビーチバレーへの転向のニュースに関連して、
- 越川選手はなぜビーチバレーに転向するのか
- 越川選手のプロフィール
についてご紹介しました。
私は越川選手のプロフィールを調べていて、とても親近感が湧きました。
「レジェンドスパイカー」と呼ばれるほどの超一流選手なのに、なんだかフツーの人っぽいところが良いです。
あと3年、たった3年しかありませんが、東京五輪でビーチバレーをプレーする越川選手がぜひ見たいと思います。
越川選手、がんばってください!
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