「人生の楽園」(2020年2月29日放送)(3月21日放送予定)で、紹介されたユニークなピアノの調律師として知られる宮本教三さんとその自宅兼店舗であるミヤモト楽器がちょっとした話題になっていますね。
とくにミヤモト楽器の場所については、ネット上に情報がなく、みなさん場所を知りたがっているようです。
独自調査(ちょっと表現が大袈裟ですね。じつは大したことしていないです(^^; )で分かったミヤモト楽器の場所や、店舗で楽器の購入ができるのか、について調べてみました。ご興味があればお読みください。
宮本教三さんのミヤモト楽器の場所はどこ?
ミヤモト楽器について調べてみると、どうやらGoogleの検索で何も引っかからないだけでなく、各種SNSでも取り上げられたことがないようです。
調査をして、ようやく見つかったミヤモト楽器の場所は、下の地図の中央付近。鶴見緑地の東側、鶴見緑地からそんなに離れていない住宅街の中にありました。
お店周辺の道はかなり狭く、ピアノを載せた車が入って来られるのだろうか?と思うようなところにあります。
いつもであれば、最寄り駅等から目的地(ミヤモト楽器)までの行き方をご紹介するのですが、今回はご紹介しません。
宮本さんが、お店の場所をあえてネット上で公開していない可能性もあるため、今は非公開とさせていただきます。
ミヤモト楽器でピアノ以外の楽器の購入はできる?
店名に「楽器」と名前が入っているものの、扱っている楽器はピアノがメインです。
店名から島村楽器や山野楽器のようなさまざまな楽器を扱う販売店を連想するかも知れませんが、ミヤモト楽器は個人で経営するお店。
ピアノの調律の仕事を柱に、中古ピアノの売買も手掛けている、という状況のため、ピアノ以外の楽器を扱っていないかもしれません。
ちなみに、宮本さんのご自宅は、外見は普通の住宅ですがかなり大きいです。中古ピアノを自宅内にたくさん置けるのは、広い自宅だからできること、と言えそうですね。
ピアノの調律師ってどんな仕事?
ピアノの調律師になるには
日本にはピアノ調律技能士という国家資格があり、この資格を得るには、日本ピアノ調律師協会が実施する学科試験と実技試験に合格する必要があります。
実務経験の長さによって1級〜3級の等級があり、1級がもっとも長い実務経験が必要です。
試験は年に1回行われており、各等級ごとに50〜100人ほどが合格しています。意外に少ないですが、合格率が30〜40%ほど(平成29年度)であることを考えれば納得できる人数です。
ただし、この国家資格を持っていなくてもピアノの調律師として働くことはできます。国家資格はあくまで技術を認定するもので、就職の必要条件ではありません。
大学や専門学校で知識と技術を学び、楽器メーカーや販売会社などにピアノの調律師として就職することができます。あるいは企業に就職してから、働きながら5〜6年かけて技術を学び、ピアノの調律師になる道もあります。
仕事の内容は
ピアノの調律師の仕事は、名前のとおりピアノの調律を行うことです。ピアノの保守管理の全般を行う仕事、と言ってよいかもしれません。
具体的には次のような作業を行います。
- 整調
鍵盤のタッチ(弾き心地)を調整します。 - 整音
ピアノの音色・音質を整える、または音色を変える作業を整音と言います。 - 修理
ピアノそのものを構成している材料(木材、金属、塗料など)の補修を行います。
ピアノの調律師はピアノがある場所が仕事場です。多くの場合、コンサートホールや劇場、音楽教室、あるいは個人宅などのピアノが置いてある場所に出向いて仕事を行います。
宮本さんもそうですが、“ピアノの調律師に憧れて”この職に就く人も多いようです。
ピアノの奏者ではなく、「裏方」として奏者を支える調律師に憧れるのも、やはりピアノが好きでなければできないことですね。
中古ピアノの買取と言えば…
ちょっと脱線しますが、中古ピアノの売買といえば、タケモトピアノを思い出される方が多いのではないでしょうか。
財津一郎さんとダンサーによる、あの独特のCMは、一度見たら忘れられないですね。
今も流れるあのCMは、2000年8月から放映されているもので、もう20年近くもずっと同じCMが使われています。
タケモトピアノは大阪府堺市の会社、ミヤモト楽器は大阪市鶴見区。単なる偶然だとおもいますが、大阪にはピアノを大事にするという文化があるのかもしれませんね。
CMはタケモトピアノの公式ページ上でみることができます。見たい方は、下記画像をタップしてタケモトピアノのCMページを移動してください。
ミヤモト楽器についてもっと知りたい
いつもですと、ここで住所や電話番号などの連絡先の情報をまとめて記載するのですが、今回は宮本さんのプライバシーを考慮し、記載しないことにいたします。
ミヤモト楽器では、ホームページ、facebookなどSNSを利用した情報発信も(まだ)行っていないようですので、こちらについても記載情報はありません。
電話番号など連絡先を掲載しても大丈夫ということが確認出たら、記事を更新したいと思います。
3月21日の放送後、『人生の楽園』のホームページを見ましたら、いつもなら連絡先が掲載されるところに、「ミヤモト楽器店」について、次のような文章が掲載されていました。
主人公・宮本教三さんが営む楽器店。
ピアノの調律などで、教三さんが出張して伺える地域は限られています。
お一人で活動されているので、どうぞご了承ください。
人生の楽園
テレビで紹介されると、対応しきれないくらいの調律申込みが殺到してしまい、いつもどおりの仕事ができなくなってしまうことから、連絡先は非公開となっているのでしょうね。
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