速達の赤線はボールペンでOK?正しい位置と書き方をやさしく解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

急いで書類を送りたいのに、赤い線をどう引けばよいか迷うと不安になりますよね。

結論から言うと、日本郵便では「赤い線を表示する」ことだけを求めており、ペンの種類までは決めていません。赤ボールペンでも差し支えないと考えられます。

まずは正しい位置と基本の流れを押さえましょう。

目次

速達の「赤線」って何?まず押さえる大原則

赤線は、郵便物を速達として識別するための目印です。縦長の郵便物・ゆうメールは表面の右上部、横長の郵便物・荷物は右側部に「赤い線を表示」します。

はがきにも利用できます。

日本郵便の速達ページにあるのは「赤い線を表示してください」という記述だけで、ペン種や線の太さ・本数の細かい規定は示していません。

例えば、ボールペン不可、線は何ミリなどの規格は見当たりません。

ですから「赤で一目で分かる表示」が満たされることが肝心だと理解すると迷いが減るでしょう。

ボールペンで大丈夫?にじまない・目立つための道具選び

結論として、赤ボールペンでも差し支えないと考えられます。公式はペン種を限定していないからです。

視認性を高めたい場合はサインペン等の太めの赤も有効でしょう。

封筒の紙質によってはインクがにじむため、封入前に試し書きをして、最もはっきり見える赤のペンを選ぶと安心です。

失敗しにくい書き方の小さなコツ

例えば雨天時は耐水性のあるインクが安心ですが、油性マーカーは紙に染みやすいこともあります。

一方でボールペンはにじみにくい反面、細すぎると目立ちません。

線は定規でまっすぐ、封入前に記入し、切手や宛名に重ならないようにすると見栄えと認識性が上がります。

縦長・横長・はがきで変わる「赤線の位置」

封筒が縦長なら表面右上に横線、横長なら右側に縦線が基本です。

はがきも同じ考え方で、宛名面の右上(縦)または右側(横)に赤を入れると分かりやすいでしょう。

迷ったときは「宛名面の右側エリアで、配達側から見て一目で分かる位置」を意識すると失敗が減ります。

本数や長さは決まりがあるの?

ネット上には「長さ○mm・太さ○mm」といった目安もありますが、公式の規格としては提示されていません。

現場で識別しやすい濃い赤で、封筒サイズに応じて十分に目立つ太さ・長さにすることを優先しましょう。

赤線を入れる位置
(出展: 速達 | 日本郵便株式会社

ポスト投函と窓口差出し、結局どちらが早くて安全?

速達はポスト投函でも受付けてもらえます。

集配時刻を過ぎると翌回収扱いになるため、期日が迫るときは窓口で差し出すと到着見込みの相談もしやすく安心です。

窓口では「速達でお願いします」と申し出れば手続きしてもらえます。不安なら赤線を引いて持ち込むとよいでしょう。

到着日を事前に把握するツール

出す前に、お届け日数検索で最短の到着見込みを確認すると計画が立てやすくなります。

このページ「郵便局 | 日本郵便株式会社」で、差出場所と宛先を入れるだけで、おおよその到着日がすぐ分かります。

締切がある郵送では、ここで確認して差出時刻や窓口の選択を決めるのが安心です。

料金はいくら?最新の加算額と考え方

速達は基本料金に加算するオプションです。郵便物(手紙・はがき)は重さに応じて「250gまで+300円、1kgまで+400円、4kgまで+690円」。

ゆうメールは「1kgまで+330円」。封筒の基本料金と合算して切手を用意するか、窓口で支払って差し出します。

本記事は日本国内の郵便(内国郵便)を前提とし、2025-09-23時点の情報に基づきます。料金や仕様は改定される場合があります。差し出し前に日本郵便の公式ページで最新情報をご確認ください
郵便局 | 日本郵便株式会社

レターパックに「速達」は付けられる?違いと使い分け

レターパックは全国一律料金で追跡ができる便利なサービスですが、原則として追加オプションは付けられません。

レターパックプラスは「交付記録郵便」以外のオプション化不可、レターパックライトはオプション付加不可です。

速達を付けたいなら通常の郵便物に速達を指定しましょう。

どちらを選ぶとよい?

重さや厚み、追跡の要否、受け取り方法で選び分けるのがコツです。

軽い文書で最短配送を狙うなら「普通郵便+速達」。追跡前提で全国一律料金にしたいならレターパックが合います。

急ぎと証跡の両立が必要なら「速達+特定記録」や「書留」を検討しましょう。

よくある質問(FAQ)

赤い線は何本?斜めでもいい?

本数や角度の規定は公開されていません。宛名面の右上(縦)または右側(横)に、配達現場で一目で分かる赤い表示があれば足ります。線が細くて目立たないより、濃くはっきりした赤を意識しましょう。

「速達」の文字やスタンプは必要?

必須ではありませんが、視認性を高める目的で「速達」の赤い文字やスタンプを併用する例もあります。大量差出しならスタンプで作業が早くなります。

窓口に持っていけば赤線は書かなくていい?

窓口で「速達」と申告すれば手続きしてもらえます。万一の見落としを避けたい方は、赤線を引いたうえで持ち込むと安心です。

はがきでも速達にできる?

できます。加算料金は封書と同じ重さ区分で計算されます。表示位置ははがきの向きに合わせて右上または右側です。

まとめ

速達の赤線は「赤で見やすく表示」が基本で、ペンの種類は指定されていません。

縦は右上、横は右側が原則で、ポスト投函も窓口差出しも利用できます。

レターパックに速達は付けられないため、用途に応じて選び分けましょう。

迷ったときは公式の到着日数検索で確認するのが安心です。

目次