JCOMを解約したときの撤去作業には2種類の作業が含まれており、自分で行うことのできる作業とできない作業があります。
私自身がJCOMを解約したときの経験をもとに自分でできる撤去作業について解説しましたので、これからJCOMの解約をしようと考えている人は参考にしてみてください。
撤去作業は自分でやっても良い
撤去作業のうち、自分でできることは工事の人に任せず、事前に自分で行っておいても問題ありません。
ただし、いわゆる撤去作業にには次の2つの作業があり、2番目については自分で行わずに工事の人に任せてください。
- レンタルしている機器の取外し
- JCOMから信号の停止と引込線の撤去
もう少し詳しくお話しますね。
自分でやって良いのはレンタル機器の取外しのみ
JCOMのサービスを利用している人は、サービス内容によって次のような機器を借りている(レンタルしている)と思います。
これらの機器については、撤去工事の日よりも前に自分で取外しておいても問題ありません。
しかし、機器の扱いに不慣れで、テレビやルーター、電話機ににつながっているケーブルをどう取外したら良いかよく分からない人は、工事の人に任せてしまった方が安心です。
テレビとセットトップボックスをつないでいた同軸ケーブルは、JCOMの解約後も使う予定があれば返却しなくても大丈夫です。返却してください、とは言われないはずです。
引込線の工事は任せよう
基地局から自宅へ送られてくる信号を止める工事と、電柱から家(部屋)に引かれている引込線の撤去は工事の人に任せましょう。
信号を停止する方法は、私たち素人には何をどうしたら良いか分かりません。引込線を切ってしまえばいいだろうと、引込線を工具(ペンチなど)で切断するようなことはしないでくださいね。
引込線の撤去は、解約申込時に引込線撤去をお願いした場合にだけ行われます。引込線を残す選択をした場合は、少し撤去費用が安くなります(私の場合は3,000円くらい安くなりました)。
自分で行えば撤去費用は安くなる?
私の場合、返却する機器を自分で取外しても、撤去費用が安くなることはありませんでした。
私と同様にJCOMを解約した勤め先の先輩も、レンタル機器は自分で取外したそうですが、撤去費用は安くならなかったと言っていました。
もしかしたら、いわゆる撤去費用の中にはレンタル機器の取外しに関わる費用は含まれていないのかもしれません。
撤去作業に来た人は、JCOMから貸し出されている機器がすべて揃っているかのチェックや、機器のシリアル番号(?)を記録する作業を一つひとつ丁寧に行っていたので、こちらの方が重要な作業なのかもしれません。
一方、ネットで探してみると、JCOMの店舗で解約手続きをして、自分で取外したレンタル機器を店舗に持ち込むことで費用が安くなる(かもしれない)、という情報があります。しかし、実際には『〇〇円安くなった!』という情報はないのが現状です。
これから解約手続きを行う人は、手続きを店舗で行うにしても電話で行うにしても、レンタル品を自分で取外した場合に撤去費用がやすくなるかをあらかじめ確認することをおすすめします。もし、安くなったという人は、ぜひお知らせくださいね。
自分で撤去を行うメリットは?(まとめ)
レンタル機器を自分で取外した場合に撤去費用が安くなるのであれば、少しでも費用を抑えたいという人にとって、それは大きなメリットになります。
しかし、撤去費用が安くならなくても、自分で撤去作業を行う(レンタル機器を取外す)場合、次のようなメリットがあります。
- 撤去工事にかかる時間を短くできる
- 撤去の際にレンタル機器の置いてある部屋に工事の人が立ち入ることがない
これらをメリットと感じる人がいれば、撤去費用が安くならないとしても、自分で機器の取外しを行う価値は十分にあります。
撤去工事の時間を短くできる
工事の人に機器の取外しをお願いする場合、機器の取外しのための作業時間がかかります。あらかじめ、自分で機器を取外しておけば、当日のその分の作業時間を少なくすることができます。
私はJCOMでテレビ(2台)、電話、インターネットのサービスを利用していましたが、自分ですべての機器を取り外すのに30分以上かかりました。家具の裏を通している電源コードや各種配線を外すのに、家具を移動させる必要がありけっこうたいへんでした。
自分で取外しておいたので、当日の機器取り外しの時間はゼロ。このため、撤去工事にかかった時間(工事の人が来てから帰るまで)は15分くらいで済みました。
工事の人が室内に立ち入らない
工事の人とは言え見知らぬ人が、室内に入るのを好まない人もいると思います。部屋が散らかっていれば、少しは片付けようと思いますし、見せたくないものがあればどけたりする必要あるでしょう。
私は取外した機器を全部玄関に置いておいたので作業のすべて(引込線関連の作業を除く)は玄関で行われ、工事の人は室内に立ち入ることはありませんでした。
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