2019年6が22日の『人生の楽園』に登場した高知県奈半利町の坂本年男さん(68歳)と奥さんの和子さん(67歳)の造る「どぶろく」が県内外から注目されています。
過疎化が進む地域の活性化に役立てようと、米ヶ岡の上質な米を使用したどぶろく造りを思いついたのが10年ほど前。
以来、さまざまな努力を積み重ねようやく完成させたのがどぶろく「年(ねん)」と「和(なごみ)」。ご夫婦で造り上げたので “夫婦どぶろく” とも呼ばれています。
本記事では、坂本さんご夫婦の造るどぶろくを購入できるお店についてご紹介しています。坂本さんのどぶろくに興味のある方は参考にしてください。
坂本さんの造る「どぶろく」はここで購入できる!
「年(ねん)」と「和(なごみ)」の名前は、年男さんと和子さんの名前から一文字ずつとって名付けられました。
「年」は辛口、「和」は甘口で、どちらも720ml入りで1本1,700円(税抜)です。
ネットで購入するには
いわゆるネット通販で購入できるところは、残念ながら現在のところありません。坂本さんのご自宅での少量生産であることから、これは仕方ないことです。
しかし、ネット上から申し込める奈半利町への「ふるさとの納税」の返礼品として受け取ることができます。
申込みは以下のサイト(ふるさとチョイス)からできます。
▼ふるさとの納税の返礼品として坂本さんのどぶろくを受け取る▼
⇒ 奈半利町へのふるさとの納税申込みはこちら
奈半利町への寄附15,000円で「年」と「和」の2本セットを受け取ることができます。
なお、注意していただきたいのが、奈半利町のふるさと納税サイトには、どぶろくが返礼品として掲載されていないことです。
今年3月の、高知県の「商工連だより 2019年3月号」に、坂本さんのどぶろくがふるさとの納税の返礼品として受け取れる旨の紹介があるので、申込みが可能だと思われますが、万一品切れ等で申し込みができない場合はご容赦ください。
申し込み前に、確認しておきたい方はこちら(奈半利町ふるさと納税サイト)で問い合わせをすることをお勧めします。
実店舗で購入するには
坂本さんのどぶろくは奈半利駅物産館の「無花果(いちじく)」で購入することができます。
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の奈半利駅を出てすぐのところにあるので、行くのに迷うということはないでしょう。
奈半利駅物産館「無花果」
住所: 〒781-6402 高知県安芸郡奈半利町乙1305-6
電話: 0887-32-1288
営業時間: 08:00~17:00
さまざま特産品が販売されているこじんまりとしたお店で、奈半利でのお土産物を購入するのにも良いお店です。
なぜ坂本さんのどぶろくは旨い?
坂本さんはどぶろく造りを始めるにあたり、県内の三原村、香南市、中土佐町、大豊町や香川県のどぶろく製造業の元でそのノウハウを学びました。
どぶろくの製造免許を取得すると、自宅にどぶろくを造るための設備も導入。温度管理などさまざまな試行錯誤を経て2018年12月に発表されたのが「年」と「和」です。
製造のための技術がどぶろくの味にかかわっているのはもちろんですが、やはり原料となる米が高品質でなければ良いどぶろくは造れません。
奈半利町の米ヶ岡地区は300年以上の米作りの歴史のあるところ。地名の「米ヶ岡」に “米” という字があるのは、江戸時代に土佐藩主の食膳に上がるほどこの地区で穫れる米が上質であったからだと言われています。
実際にふるさと納税の返礼品「奈半利米」は、サイトに掲載されると同時に品切れになったというほどの人気ぶり。
五つ星お米マイスターとしてテレビ等でもおなじみの西島豊造さんも、こちらのサイトで「奈半利米」の美味しさについて語っています。
そんな「奈半利米」を使用している坂本さんのどぶろくが美味しくないわけがありません。
“米が口の中でとろけるよう”、“ずっと飲んでいたいと思える” どぶろく「年」と「和」。
興味のある方はぜひ試していただきたいですね。
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