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米代恭(きょう)ってどんな漫画家?Wikiプロフィールと作品の紹介!

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あげくの果てのカノン』って作品、知ってますか?

若い人を中心に大変人気のあるSF不倫マンガなんですが、「SF」と「不倫」がどう結びついているのか興味ありますよね?

実際に『あげくの果てのカノン』を読み、また作者の米代恭(よねしろ きょう)さんについて調べてみましたので、分かったことなどをご紹介したいと思います。

目次

漫画家 米代恭

米代恭のWikiプロフィール

名前: 米代恭(よねしろ きょう)
生年月日: 1991年生まれ
出身地: 不明
高校: 東京都立大泉桜高等学校(第3期生)
大学: 東京造形大学(中退)

小学校のときに、すでに100均で買ったノートにマンガを描いてきたという米代さん。

大泉桜高等学校では、『現代視覚文化研究部(げんしけん)』活動しており、この頃にはストーリー性のあるマンガを描けるようになっていたようです。

現視研とは、高校の現視研の紹介ページによると、

アニメや漫画が好きな人は是非入部して下さい。同じ趣味の子がたくさんいますよ!
放課後ワイワイ楽しく活動しています。
皆仲良しなので是非遊びに来てください!
文化祭でコスプレしたりアニメーション作ったりしています。

ということで、漫画甲子園にも出場したりしています。

大泉桜高等学校は普通科高校ではありますが、デザイン・美術系の科目が充実している学校です。卒業生の進路をみてみると、3割弱(10期生、222人中63人)が美術系の学校(大学、短大、専門学校)へ進学しているんですね。

米代さんがそうだったか分かりませんが、美術系の進路を考えて大泉桜高等学校を選ぶ生徒さんもいるかもしれませんね。

2011年に東京造形大学に入学しますが、応募した作品が新人賞の最終選考に残り、担当の編集者も付くということで、あっさり大学を辞めてしまいます。

米代さんは、西島大介さんとさわやかさんが主宰する『ひらめき☆マンガ学校』(2009年開始)の一期生でしたので、大学に入った頃にはそうとうな実力を付けていたのでしょう。

米代恭の作品

米代さんのデビュー以降の作品をご紹介したいと思います。

2012年 『いつかのあの子』 デビュー作
2013年 『おとこのことおんなのこ』 太田出版
2014年 『僕は犬』 秋田書店
2015年~ 『あげくの果てのカノン』 月刊!スピリッツ

少々ネタバレも含みますので、まだ読んでなくて内容を知りたいくない方はスキップ推奨です。

いつかのあの子

アフタヌーン四季賞受賞後に描いたデビュー作品。

“事故から奇跡的に甦ったあのこは以前のあの子ではなかった(『たむ読書&映画&音楽日記』から)” というストーリーの作品は、単行本化されておらず現在は読むことができないようです。

掲載されたときのアフタヌーン誌には、
受賞後最速デビュー
期待の俊英による新感覚読み切り
などと書かれており、かなり期待されていたようです。

おとこのことおんなのこ

Webマガジン『ぽこぽこ』に連載され、世間の共感を呼んだ『ふぞろいの空の下』を改題した作品。

母親から女装を強要されている淵野辺壮と女の子になりたい菊名修次、自らの性に悩む2人の男の子の話し。

僕は犬

友達代行サービスを行っている結城肇が引き受けた仕事は、引き籠りの少女・雲居夢子のペットになることだった!?

あげくの果てのカノン

現在『月刊!スピリッツ』で連載中の作品。

SF不倫という触れ込みで紹介されることの多い本作は、確かに「SF」的な世界設定ではあるものの、メインはやはり「不倫」の方であると感じます。

主人公は、高校時代のバスケ部の先輩・境宗介を8年も思い続けてきた高月かのん。宗介を思う気持ちや行動は、オタクの領域を超えてストーカーとも言えるほど。

偶然(?)の再会に再燃するかのんの宗介への思いは、いけないと思いつつも宗介との不倫の関係へ突き進んでいくように見えます。

が、姉を密かに思い続けてきた血のつながらない弟・ヒロと、宗介をつなぎ留めたい妻・境初穂の、それぞれの目的を達成させるための共闘(?)もストーリーの展開を興味深いものにしています。

まとめ

あまりマンガを読まない私ですが、『あげくの果てのカノン』は一気に読んでしまいました。まだ、最新作の「4」は読んでいないのですが、今後の展開がヒジョーに気になる作品であることは間違いありません。

米代さんは、SFにも不倫にも詳しくないとのこと。それどころか、とてもオクテな方で恋愛経験が乏しいため、『あげくの果てのカノン』の執筆にはとても苦労されているということです。

苦労のかいあって『あげくの果てのカノン』はヒット作となっていますよね!

今後も『あげくの果てのカノン』を楽しみに読んでいきたいと思います。

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