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池の水ぜんぶ抜くに伊集院参戦の理由は?第3弾習志野市の池はどこ?

約6分

テレビ東京のバラエティ番組『池の水ぜんぶ抜く&駆除の達人 緊急SOS! ヤバイ現場に行ってみた!』という番組をご存知でしょうか?

『池の水ぜんぶ抜く』は今年1月15日に放映されたときに大反響を呼び、第2弾が4月23日に、そして第3弾が6月25日に放送される人気番組となっているんです。

番組の内容は、タイトル通り池の水を抜いて、現れたゴミを取り除いたり、見つかった生き物について調査をしたり、といういたって地味なものです。

それなのに、第3弾ではタレントの伊集院光さんが自ら志願して番組に参加するという熱の入れよう。また対象となった池は、池の所在地である千葉県習志野市の市長さんから依頼のあった池で、『池の水ぜんぶ抜く』は自治体からも熱い期待が寄せられています。

伊集院光さんはなぜ『池の水ぜんぶ抜く』に参加志願したのでしょうか?

習志野市は何を期待して『池の水ぜんぶ抜く』に応募したのでしょうか? またその池の場所はどこにあるのでしょうか?

バラエティ番組『池の水ぜんぶ抜く』(テレビ東京)

第3弾に伊集院光が参加の理由

たかが池の水を抜くという番組に、なぜ伊集院光さんは自ら志願して番組に参加したのでしょうか?

『池の水ぜんぶ抜く』第2弾の放送のエンディングで、MCを務める田村淳さんが「出たいタレントがいたらご連絡ください」と言っていたのを受けて、伊集院さんは自分のラジオ番組で出演したいと猛アピールするほど出たがっていたんです。

なぜ、そんなに出たいの?

インタビューに応えて、伊集院さんは次のように言っています。

なんで出たかったのかマネージャーとかスタッフとかみんなに聞かれるんですけど、出たくないですか? 普通。子供の頃、近所でドブさらいとかやっていると何が出てくるのかと思ったり、池の水が減ってきて魚の背中が出たりしているとワクワクしました。しかも人に喜ばれる。そりゃやりたいでしょ

この気持ち、分かる気がしませんか? 私も子供の頃、ドブさらい(ドブ≒下水を流す側溝)のときや、プール開き前のプール掃除のときに、ワクワクしていたのを思い出しました。

現在では、大人になるとこのような経験はまずできませんよね。地方ではまだドブが残っている所もあるかもしれませんが、市街地の多くでは下水道が整備され、ご近所さんとドブさらいするなんてことはなくなりました。

伊集院さんは、このようなワクワクすることが大好きな方なのでしょう。しかも、仕事でそれができるのであれば、やらない理由はない、というわけですね。

私も『池の水ぜんぶ抜く』に参加したくなってきました(笑)。

習志野市の池はどこにある?

第3弾で、水を抜く対象となった池は、習志野市藤崎にある森林公園の下池です。地図では次の場所になります。

森林公園内に、大小4つの池がありますが、下池がどれなのか分かりませんでした。おそらく、一番下(南)の大きな池が下池だと思うのですが、どなたかご存知の方、コメントいただければ、と思います。

水が抜かれた森林公園下池
水が抜かれた森林公園下池 ©習志野市

 
森林公園は、ご覧の通り市街地の中にあり、多くの木々に囲まれた池となっています。近くに住む人でさえ、ここに池があることを知らない人もいるようです。

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なぜ習志野市は『池の水ぜんぶ抜く』に依頼を?

習志野市は池の再生のために『池の水ぜんぶ抜く』に応募しました。

再生? これはどういうことなのでしょうか?

習志野市議会の、平成26年6月の定例会の議事録にヒントとなることが記載されています。ちょっと長いですが引用しますね。

御質問の森林公園の生態系の把握について申し上げますと、平成24年9月から10月にかけて、東邦大学動物生態学研究室によりまして、亀の種類や個体数、種類ごとの大きさ等の調査が行われております。その結果、ミシシッピアカミミガメ71個体、クサガメ37個体、ニホンイシガメ3個体の合計111個体が確認されたとの報告を受けております。

 このように、森林公園は供用開始から約40年が経過する中で、自宅で飼われていた亀や魚類などが池に放され、このことにより従前の生態系に影響を与えることが懸念されているところであります。そこで今後、外来種が従前から生息している生物に与える影響や、その対応策について調査・研究してまいります。

要約すれば、池に外来種が増えて従来の生態系に与える影響について危惧している、ということです。

これは3年前の議事録です。今年平成29年に番組へ応募したということは、習志野市はこの3年の間、とくに対策をしてこなかった(できなかった)、ということです。

池の再生、つまり外来種の駆除は、池に水を張ったままでは難しく、徹底して行うのであれば池の水を全部抜いて行う必要があります。

そしてそのための費用が捻出できるかは、市の予算から出すにしても、寄付を募るにしても、市民の理解が得られるかどうかにかかってくるわけです。

ここからは想像になりますが、習志野市はテレビ東京の番組に “池の水をぬいて清掃(外来種を駆除)する企画” があると知って、これを利用することにしたのではないでしょうか。

テレビ番組に取り上げられれば、多くの市民が下池のことを知り、外来種の脅威についての理解も進むでしょう。池の水を抜くのにかかる費用も、ひょっとしたら習志野市が全額負担しなくても良いかもしれません。

捕獲されたミシシッピアカミミガメ
捕獲されたミシシッピアカミミガメ ©習志野市

番組を機会に多くの池の再生を

習志野市の森林公園下池以外にも、同じような問題や悩みを抱えている池はあると思います。

人気テレビ番組『池の水ぜんぶ抜く』を機会に、池の水をぜんぶ抜いて行う清掃や外来種の駆除の重要性が理解され、同様の問題を抱える多くの池で “水抜き” が行われるといいですね。

 
『池の水ぜんぶ抜く』シリーズ第4弾はこちら。

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