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【リオパラ五輪】馬場馬術の超人リーピアソンのプロフィール

約5分

リオパラリンピックの馬場馬術競技に出場するイギリスのリー・ピアソンさん。

この方は手足をほとんど動かすことのできないというのに、これまでパラリンピックで4大会連続で金メダルを獲得しています。

この方については、NHK BS1の「超人たちのパラリンピック『世界最強の“人馬一体” ~馬場馬術 リー・ピアソン』」で紹介されているので、名前をご存知の方も多いでしょう。

本記事では、リー・ピアソンさんの生い立ちや馬場馬術競技でのこれまでの成績についてご紹介します。

なお、記事内写真の出典は ‘Dance’ of the Paralympics Dressage Horse and Rider です。
また、同サイト、Wikipeida の情報をもとに記事を作成しています。

リー・ピアソンの生い立ち

リー・ピアソン(David Lee Pearson)さんは、1974年2月4日生まれ。彼は先天性多発性関節拘縮症のため手足をほとんど動かすことができません。

リー・ピアソンさんと馬

リー・ピアソンさんが一般に知られるようになったのは、1980年に当時の首相マーガレットサッチャー氏がダウニング街10番地(イギリスの首相が住む官邸のある場所)で、彼に「Children of Courage」のメダルを授けたときでした。

現在、スタッフォードシャアのバッグナル(Bagnall、Staffordshire)に住んでいます。自分自信の馬場馬術場を持っており、まわりの国々の多くの人たちに馬場馬術を教えています。

先天性多発性関節拘縮症とは

手足の関節やその周辺の柔らかい組織が収縮したまま伸びなくなくなってしまう病気で、生まれる前から症状があります。

症状が進行していくことはありませんが、関節の動きが制限されてしまうため、ひとりで手足を動かすことが困難になります。

リー・ピアソンさんは、膝と足首はほとんど動かすことができませんが、松葉杖を使って歩いています。

先天性多発性関節拘縮症は10万人に1人くらいの割合で発症すると言われています。

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馬場馬術におけるリー・ピアソンの成績

リー・ピアソンさんはアトランタオリンピックをきっかけに馬場馬術のプロに転向しました。

リー・ピアソンさんと馬、馬場馬術場

彼は、2000年、2004年、2008年の夏のパラリンピック大会で、チャンピオン馬場馬術、フリースタイル馬場馬術、チーム馬場馬術の各競技において、合計12個の金メダルを獲得しています。

さらに2012年の夏のパラリンピック大会でも、チーム馬場馬術で金メダルを、チャンピオンシップ馬場馬術で銀メダルを、フリースタイル馬場馬術で銅メダルを獲得しています。

なんという素晴らしい成績なのでしょう!

彼は2012年のロンドン大会のフリースタイル競技のとき、イギリスの審判によって否決されたために金メダルの獲得はなりませんでした。しかしそのとき、2016年の夏のパラリンピック・リオ大会では別の馬で挑戦する、と述べていました。

リー・ピアソンと馬場馬術

リー・ピアソンさんはパラリンピックの馬場馬術に参加することになったときショックを受けたといいます。なぜなら彼は、車も運転するし乗馬クラブで働いてもいたので“健常者”だと思っていたのに、障がい者カテゴリに出場することになったからだそうです。

彼はパラリンピックだけでなく、世界およびヨーロッパ選手権で19もの金メダルを獲得しているんですよ。

2003年のイギリス馬場馬術選手権大会では、2,000人もの健常者を相手に闘い優勝しています。健常者が参加する選手権で、障がい者が優勝するのはリー・ピアソンさんが初めてでした。

リー・ピアソンさんはこんなことも言っています。

10代のころ馬を飼っていたけど、馬場馬術は考え出されたスポーツの中で一番退屈だと思っていたよ。だからみんなが馬場馬術は退屈だって思うのは理解できるんだ。でも、きみの普通の馬はフィエスタ(大衆車)を運転するようなもので、僕らの馬はF1カーを運転するようなものなんだ。僕は馬の動きに合わせて呼吸する。きみは、馬が本当によく言うことを聞き、たくましく力強くなるように訓練しているんだよ。このことを安易に障がいと結びつけたくないけど、きみは文字通り馬とダンスを踊るのさ。
(‘Dance’ of the Paralympics Dressage Horse and Riderからの引用、意訳)

まとめ

本記事では、リー・ピアソンさんの

  • 生い立ち
  • パラリンピックや各種選手権での成績
  • リー・ピアソンさんと馬場馬術に関するエピソード

をご紹介しました。

障がい者でありながら健常者と同じかそれ以上の活躍をしているリー・ピアソンさん。馬場馬術に対するひたむきな思いはまだまだ衰えることはないようです。

今後もまだまだ獲得メダル数は増えていきそうです。私も応援したいと思います!

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