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iPhone7日本特別版を計画?Suicaおサイフケータイの実装はいつ?

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8月26日のブルームバーグの報告によれば、アップルは日本向けにFelicaを採用したiPhone7の新しいモデルを計画中だということです。

本記事は9to5Macの伝える日本向け特別版についてのiPhone7の記事をもとにお送りします。

追記
9月7日、アップルは新しいiPhone、iPhone7/iPhone7 Plus の発表を行いました!

概要は次の通りです。

  • 防水機能搭載
  • カメラ性能の向上。iPhone7、iPhone7 Plusの両方に光学手振れ補正機能とF1.8の明るいレンズ搭載。前面カメラの画素数が500万から700万画素へ。iPhone7 Plusはデュアルカメラ搭載。
  • イヤフォンジャックがなくなる。ステレオスピーカー搭載。
  • A10 Fusionチップ搭載。IPhone6sより40%、iPhone6より2倍高速に。
  • バッテリーがより長くもつ。iPhone7で12時間、iPhone7 Plusで13時間(LTEでのWEBブラウジング)。iPhone6sより2時間長い。
  • Felica搭載。Suicaが使えるように。
  • iOS 10搭載。配布開始は9月13日から。
  • 予約開始は9月9日、発売は9月16日。

みなさんの予想は当たっていましたか?

目次

FelicaをサポートするiPhoneの日本向け特別版

iPhoneで改札は通れない

事情に詳しい複数の関係者の話しによると、アップルは日本向けに非接触式ICカード技術「Felica(フェリカ)」を採用した特別なiPhoneを計画しているということです。

日本国内では、すでにAndroid系スマートフォンなどFelicaチップを搭載した携帯情報端末において、SuicaやIcoca、PASMOと言った交通系ICカードの機能が利用できるようになっており、実際に非常に多くの利用者がいます。

すでに190万もの携帯端末で交通系ICカードの機能による交通機関の利用がサポートされています。

あなたも鉄道の改札やバスの乗降時にスマートフォンをかざしている人を見たことがあるでしょう。もしかしたら、あなた自身が利用者かもしれませんね。

しかし、日本におけるスマートフォンのシェアの半分以上を占めると言われるiPhoneではこの機能は利用できません。

なぜならFelicaチップがiPhoneに搭載されていないからです。Felicaは日本では広く普及し事実上の標準となっていますが、日本以外では標準と言えるほど普及していないからです。

日本向けの特別版を用意?

Felicaによる交通系ICカード(と後に述べるモバイル決済)の機能をサポートするには、FelicaチップをiPhoneに搭載する必要がありますが、これは少なくとも現在のところ日本向けの特別な対応となってしまいます。

しかし、アップルにとって売上高で8%、営業利益11%を占める(直近の四半期)日本と言う市場において、自社の収益アップのため、ようやくFelicaチップの搭載を決めサービス提供のために動き出したというのです。

これはもちろんiPhoneの利便性が向上することにもなりますので、私たちiPhoneユーザーにとっても歓迎すべきことですね。

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Suica、PASMOだけでなく「おサイフケータイ」にもなる

すでにiPhoneは「Apple Pay(アップルペイ)」と呼ばれる近距離通信(NFC)技術を使用したモバイル決済サービスを提供しています。

しかし、日本においてはApple Payはあまり普及しておらず利用者は多くありません(私は利用できる店舗や利用している人を見たことがありません)。

Felicaチップの搭載によって、iPhoneが交通系ICカードとして使用できるだけなく、いわゆる「おサイフケータイ」としても使用できるようになります。

なにしろ日本におけるFelicaを使用した「電子マネー」による決済額は約4.6兆円(2015年)にものぼり、市場は毎年右肩上がりに成長を続けています。

アップルはiPhoneのモバイル決済機能によって日本の電子マネーの分野にも参入し、さらにビジネスチャンスを増やそうとしているんです。

コンビニや自動販売機で、スマホかざして商品を購入している人はよく見ますよね。iPhoneユーザーも、ちょっとした買い物にはiPhoneだけ持っていけば済む、という状況になりそうです。

いつから利用できるでしょうか?

報告によれば、交通系ICカードとしての機能サポートのため、アップルは複数の会社と協力しいく予定だと言います。

アップルはなるべく多くのユーザーにサービスを提供したい考えており、おそらくSuicaとPASMOあたりが最初に利用できるできるようになるのではないでしょうか。

また電子マネーについては、現在、金融機関とサービス提供のための交渉を行っているということです。

では、いつから利用できるようになるのでしょうか?

アップルは日本におけるiPhoneのFelicaサポートを、次のiPhoneモデルから、と考えているようです。

現時点で次のモデルとは言うまでもなく、iPhone7/iPhone7 Plusです。

しかし、現在行われれている金融機関との交渉が長引いたりすれば、来年(iPhone8?からのサポート)に持ち越される可能性もあるということです。

つまり、

利用できるようになる、というわけです。

また、Felicaサポート時に、交通系ICカードと電子マネーの機能の両方が同時に利用できるようになっているかどうか、についてははっきりしていません。最初はどちらか一方の機能のみで、あとからソフトウェアのアップデートで残る機能のサポートを追加する、ということも十分に考えられます。

来月が待ちきれません

いかがでしたでしょうか?

本記事では、

  • 次期iPhoneモデルでFelicaが採用されるらしいこと
  • それによって、iPhoneが「Suica」「PASMO」など交通系ICカードとして利用できるようになること
  • さらに電子マネーの機能も搭載され、「おサイフケータイ」のように使えるようになる

について、ご紹介しました。

ますます便利になるiPhone7、早く使ってみたいですね。私も来月が待ちきれません!

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