2018年12月29日の『満天☆青空レストラン』は、中川家の二人とガンバレルーヤのまひるさんをゲストに迎え、大阪府河南町から食材「田辺大根」の紹介です。
田辺大根は、以前同番組で紹介されました鳥飼茄子と同じく「なにわ伝統野菜」のひとつ。
戦後まもなく病気によりほかの品種に取って代わられていまい、栽培が長らく途絶えていましたが、昭和の終わり頃に再発見され、現在大切に栽培されています。
本記事ではまぼろしの田辺大根と、番組内で紹介されましたこんぶ土居の「本格十倍出し」の通販お取り寄せ情報をご紹介します。
これまで本サイトでご紹介しました『満天☆青空レストラン』の記事のまとめはこちら。
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大阪府特産「田辺大根」
柔らかく甘みの強い「田辺大根」。再発見されたのはまったくの偶然からでした。
「田辺大根」の通販・お取り寄せ情報
“復活したまぼろしの「なにわ伝統野菜」” と言われる「田辺大根」ですが、欲しい人すべてが手に入れられるほどに「完全復活」したわけではありません。
栽培している地域の朝市や直売所やなどで入手できるものの、まだまだ地域外で購入することはなかなか難しい状況なのです。
そんな状況でも、「うまいもんドットコム」では、少量ですが「田辺大根」をネット販売してます。
うまいもんドットコムでは、田辺大根 約3kg(2本入り)を、税込み1,620円で販売しており、他にも5本入り3,240円でも販売しています。いずれも数量限定で、産地から直送されますので新鮮な「田辺大根」をいただけます。
「田辺大根」とは?
現在の大阪市東住吉区田辺地区で栽培されていた言われる「田辺大根」。
江戸時代のこのあたりは、よく水害が発生して土地が痩せていたため、ほかの大根は育ちにくい土地でした。
そこでそのような痩せた土地でも育つようにと作られたのが「田辺大根」でした。
「田辺大根」は、京都の京大根と滋賀の伊吹山大根。煮崩れしにくく甘みの強い球形の京大根と、普通の青首大根の2倍は辛いと言われる寸胴の伊吹山大根をかけ合わせてできました。
「田辺大根」は緻密な肉質で煮崩れしにくく、生では辛いのですが、煮ると甘くなるという、京大根と伊吹山大根の両方の特徴を持っています。形状は、伊吹山大根に似て短く寸胴です。
昭和25年頃に発生したウィルス病のため、「田辺大根」を栽培する農家は次第に減り、育てやすい他の品種に取って代わられていき、市場から姿を消してしまいました。
ところが、多くの人が「田辺大根」を忘れてしまった昭和62年、農作物品評会に自家用に栽培されていた「田辺大根」が出品されているのを偶然に発見されたのです!
「田辺大根」の良さが再評価され、少しずつですがなにわ伝統野菜として栽培する農家が増えてきています。
「田辺大根」のレシピコンテスト
最近、大阪市立男女共同参画センター「クレオ大阪」が、「田辺大根」を使ったレシピのコンテストを催しました。
12月8日に、クレオ大阪南で行われた「わくわく親子塾」で作られた料理が対象で、すでに最優秀賞、優秀賞が決まっています。
- 最優秀賞
「ヘルシー鶏大根揚げ」 - 優秀賞
「田辺大根のオーロラサラダ」
「田辺大根のちょっとおやつ」
これらの作品については、2019年1月10日に、大阪城南女子短期大学で表彰式が行われるそうです。
コンテスト応募作品のレシピは、今現在、クレオ大阪のホームページに掲載されていないのですが、いずれ掲載されるのではないでしょうか。
個人的には「田辺大根のちょっとおやつ」が気になるのですが、レシピの掲載を期待して待ちたいと思います。
こんぶ土居の「本格十倍出し」
こんぶ土居の「本格十倍出し」は、人気グルメ漫画「美味しんぼ」(77巻)で紹介されたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
「本格十倍出し」をお湯で10倍に薄めるだけで、とても美味しいお吸い物になるんです。
その秘密は、化学調味料などをまったく使わず、道南産の真昆布、鹿児島県産の近海一本釣り鰹本枯節、それに高知の完全天日塩の、厳選した自然の原材料のみで作っているから。
「本格十倍出し」の通販・お取り寄せ情報
こんぶ土居の「本格十倍出し」もうまいもんドットコムで購入することができます。
1本400ml入りが、税込み1,724円で購入できます。
こちらは数量限定とはなっていませんが、来年の1月中旬から順次配送となっています。
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