【ごはんジャパン】真妻わさび(御殿場産)の通販・お取り寄せ情報！

2018年8月18日放送の『ごはんジャパン』で取り上げられた、わさびの中でも最高品種として知られる静岡県御殿場のわさび「真妻わさび（まづまわさび）」。

地元においても入手が難しく、おもに東京を中心とした関東市場にのみ出荷されているという、大変に希少なわさびなんです。

このページでは、この希少な御殿場産のわさびの通販・お取り寄せ情報を調べてみましたので紹介します。

御殿場産の真妻わさびの通販・お取り寄せ情報

はっきりと御殿場産と明記されている真妻わさびは、次から購入することができます。

 
価格は40～50gの真妻わさび1本で1,300円（税込）です。送料は別途かかります。

他にも50～60g（大）、60～70g（特大）の御殿場産の真妻わさびを購入することができます。

同じ販売ページに中伊豆産の真妻わさびの販売リンクもありますので、間違わないようにしてくださいね。

真妻わさびとは？

 
真妻わさびをいただくにあたって、ちょっとした知識があると、より美味しくいただけるのではないかと思い、真妻わさびについて調べてみました。興味がありましたらお読みください。

発祥の地は和歌山県

真妻わさびの名前にある「真妻」とは地名で、和歌山県の旧真妻村（現在の印南町川又）の名前がその由来となっています。

実は、真妻わさびのルーツは和歌山県にあったのです。

今からおよそ130年前、1887年頃に切目川の上流にある川又地区（旧真妻）で真妻わさびの栽培が始まりました。そのわさび自身は、十津川から移入したという説、もともと在来種として存在していたという説があります。

最盛期の1955年頃には14～15軒のわさび農家が真妻わさびの栽培を行っていました。

しかし、気候の変化や国有林の伐採という環境の変化によって、わさびの栽培に適した場所が真妻地区で減少していきます。今では平井わさび園がただ一軒残っているだけとなってしまいました。

ちなみに、平井わさび園のわさびは、マンガ「美味しんぼ」の103巻で紹介されています。

印南町では「真妻わさび」の復興を目指して「真妻わさび振興協議会」が2010年に設立されました。

栽培用の箱を使った「ボックス式栽培」や、無菌培養された「メリクロン苗」を使った栽培など、試行錯誤を繰り返しながら、真妻わさび復興に向けて頑張っており、遠くない将来に「真妻わさび発祥の地 印南町の真妻わさび」が全国にその名前が知られるようになることを目指しています。

静岡で栽培されるようになった理由

きっかけは1958年の「狩野川台風」でした。静岡県は当時「だるま種」のわさび栽培を行っていましたが、この台風により大きな被害を受けてしまいます。

静岡県はわさび栽培の復興のため、新たな苗を求めて関西方面に生産者による研究旅行を行いました。そして、最終地として訪れた真妻で「真妻わさび」と出会います。

すばらしい品種の真妻わさびは静岡県の多くの生産者に受け入れられ、優良品の選抜などを経て、発祥の地をしのぐほどの「真妻わさび」の栽培が行われるようになりました。

真妻わさびを美味しくいただくには

本わさび（真妻わさび）を美味しくいただくためのミニ知識をいくつか紹介しましょう。

本わさびの食べ方

お刺身やステーキに直接添えて食べることをおススメします。醤油などにわさびを溶いてしまうと、味や風味が薄れてしまいます。

また、わさびの香りや辛味は、放っておいてもどんどん薄れていきますので、食べる直前にすりおろしてください。

予め用意しておくときは、ラップに包むなどなるべく空気に触れないようにします。

わさびは上下どちらからおろす？

わさびは、茎の付いていた上の方からおろします。
わさびをきれいに水洗いし、茎は切り落として、皮は剥かずにそのままおろします。

使いかけのわさびを保存するには？

使いかけのわさびを保存するには、おろした部分をきれいに水洗いし、水分をふき取った後、切り口をラップでしっかり包んで、冷蔵庫に保存します。

なぜ鮫皮おろしが良いと言われるの？

わさびの辛味は「アリルイソチオシアネート（アリルからし油）」という成分です。この成分は、わさびをすりおろしときに生成されるもので、きめ細かく擦りおろすことでよりたくさん引き出されます。

このため、通常のおろし金よりも細かくすりおろせる鮫皮が良いとされています。

まとめ

本記事では、2018年8月18日放送の『ごはんジャパン』で紹介の「真妻わさび」について、

• 「真妻わさび」の通販・お取り寄せ情報
• 「真妻わさび」について

をご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。