上高地が混雑している日がひと目で分かる「上高地の混雑予想カレンダー」の2023年(令和5年)版を作成しました。
今年は、外国からのからの観光客を含め、去年よりさらに観光客が増えると予想されます。人の少ない上高地をゆっくり楽しみたいとお考えの方は、旅行計画を立てるとき際の参考にしてください。
上高地 2023年の混雑予想カレンダー
当サイトの管理人のこれまでの経験と交通機関の混雑予想などから、今年の上高地の混雑具合を予想してカレンダーにしてみました。
注意:上高地の開山式は4/27ですが、4/17に上高地公園線の開通式が行われ沢渡・あかんだなの駐車場からシャトルバスやタクシーで上高地に入ることができるようになります。
混雑しているのはGW、夏休み、紅葉の時期
シーズン中、上高地がもっとも混むのはゴーデンウィーク(GW)、夏休み、紅葉の時期です。
上高地は、この時期に天気が良いとビックリするくらいの数の観光客で溢れ、上高地内がまるで渋谷の交差点のような状況になります。とくに河童橋周辺は人が多く、あまりの人の多さに気疲れしてしまったのか、ベンチで休んでいる高齢の観光客の方を見かけることもあります。
夏は、夏休みの始まる7月下旬から9月の上旬までのあいだ、ずっと上高地は人でいっぱいです。とくにお盆(8/15を含む週)の頃は非常に混んでいる印象です。
秋は、10月上旬〜11月上旬の紅葉の時期が混雑します。穂高が冠雪していると、青空と雪と紅葉(黄葉)の対比が非常に美しく、夏の賑わいが戻ったかのようになります。
混雑の度合いは、あくまでも管理人の個人的な印象などから決めたものです。上高地への入山人数の統計値から求めたものではないことをご了承ください。
空いているのは梅雨や紅葉後の時期
上高地に観光客があまり居ないのは、やはり梅雨の時期でしょうか。雨がちの日が多くて気軽な散策ができず、また雲が垂れ込めているため穂高の眺望が望めないことも多いためか、観光客はまばらです。
紅葉が終わった11月上旬から閉山式までの期間も、上高地は人が少なくひっそりといった感じです。
さらに観光客が増えそうな2023年
コロナ騒動が世界的に落ち着いてきていたため、2022年は上高地の観光客の数は増えそうだと、去年予想しておりましたが実際にそうなりました。今年2023年は、上高地の観光客はさらに増えて、コロナ以前と同様の賑わいが見られるかもしれません。
全国で展開されている全国旅行支援は、2023年の3月末で終了予定ですが、予算の余っている都道府県では4月以降も継続されることが、1月25日に開催された党観光立国調査会の会合で観光庁から報告されています。長野県については、現時点でどうなるか不明ですが、予算が余っている場合、信州割SPECIAL(全国旅行支援)利用の観光客が上高地を訪れるものと思います。
また、添乗員付きのパッケージツアーのみだった外国人の観光も、昨年10月に個人旅行が解禁となりましたので、外国人観光客の方の数も増えそうです。
観光地「上高地」にとって観光客が戻ってくることはとても良いことです。でも、静かな上高地を楽しみたいという人は、出かける時期をを選ぶ必要がありそうです。
まとめ
去年(2022年)の混雑カレンダーも多くの人に参考にしていただいたようで、“あったら便利かもしれない”と思って作った私自身としては嬉しい限りです。
今年の混雑予想がどのくらい正確なのかは分かりません。さまざまな季節に上高地へ旅行した私自身の経験をもとに作成しておりますが、「大ハズレ」となってしまっているかもしれません。もし、『カレンダーを見て空いている日に出かけたのに、人だらけだったじゃないかっ』、となりましても何とぞご容赦願います。
上高地好きな方たちの、お出かけの際の参考になればと思います。