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東京から上高地への行き方(マイカー編)

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本記事では、東京から上高地まで、マイカー(自動車)を使った場合の行き方についてご案内しています。マイカーでの上高地旅行を計画している方は参考にしてみてください。

上高地まで」と書いていますが、上高地は通年のマイカー規制が行われており、マイカーで上高地内に入ることはできません。このため、マイカーで上高地に行く場合には、沢渡にある駐車場(岐阜県側からはあかんだな駐車場)に車を駐めて、バス(シャトルバス)またはタクシーを使って上高地に入ることになります。

上高地まで鉄道(新幹線や在来線)を利用した場合の行き方、バスを利用した場合の行き方については次の記事でご紹介しています。よろしかったらご覧ください。

目次

高速道路を使用して上高地まで行く

東京から上高地へ行く際に、もっともよく利用されていると思われる次の2つのルートについてご紹介します。

  • 中央自動車道を使用する場合
  • 関越自動車道を使用する場合

中央自動車道を使用する

おそらく都内から車で上高地に向かう場合に、もっともよく利用されるのが中央自動車道(中央道)と長野自動車道を使ったルートでしょう。

首都高4号新宿線からそのまま中央道に入ることができるため、首都高速に乗ることができれば、松本までルートの心配をしなくて済みます。

東京以外からも、埼玉方面からは5号線6号線を使って、千葉方面からは7号線を使って環状線に入り、4号線に向かうというルートで、上高地に出かける人も多いようです。

ルート距離時間
都内

首都高速4号新宿線

(高井戸出入口)

中央高速道
↓(岡谷JCT)↓長野自動車道
↓松本IC

国道158号線

沢渡


12.4km



182.1km



25.8km



31.8km


20分



2時間17分



26分



1時間
約252km約4時間
東京から上高地まで中央自動車道を使用

ルート上、とくに気を付ける必要のあるところはありませんが、岡谷JCT(ジャンクション)で小牧方面に行ってしまわないように注意してください。

計算上は、首都高に入ってから約4時間ほどで沢渡に到着することになりますが、高速道路上での休息(食事やトイレ)の時間を含めていませんので、1時間くらい余裕を見ておいた方が良いかもしれません。

・首都高速4号新宿線の起点は三宅坂JCTとしています。
・各区間の時間は、平均時速を、首都高は40km/h、各高速道は80km/h、国道は30kmで計算しています。

沢渡から上高地へ行くには

上高地内へマイカーで入ることができないため、沢渡に到着したらマイカーを駐車場に止め、バス(シャトルバス)またはタクシーで上高地へ行くことになります。

沢渡駐車場の駐車料金は、1日700円(普通車)です。沢渡駐車場に選び方等については次の記事で解説していますので、よろしかったらご覧ください。

沢渡から上高地(上高地バスターミナル)までは、バス、タクシーどちらを利用しても、約25分ほどかかります。

バスは1時間に2本出ており最大(最悪)30分ほど待つ計算になり、沢渡から上高地バスターミナルへは30分〜55分ほど時間がかかることになります(混雑する時期は、臨時のバスが運行されることもあり、意外に早くバスに乗れると思います)。

ということで、東京から上高地まで高速道路を使用して行く場合、全体では最大約6時間を見ておけばよいでしょう。ただし、これはかなり余裕を持たせた時間ですので、途中で渋滞に合わなければ、この時間より短い時間で上高地に到着できると思います。

関越自動車道を使用する

高速道路を使用して東京から上高地へ行くのに、もうひとつ別のルートがあります。関越自動車道上信越自動車道長野自動車道を乗り継いで行くルートです。

中央自動車道を利用するルートを南ルートとすれば、こちらは北ルートということになります。

ルート距離時間
練馬IC

関越自動車道

(藤岡JCT)

上信越自動車道

(更埴JCT)

長野自動車道

松本IC

国道158号線

沢渡


78.6km



118.9km



50.0km



31.8km


59分



1時間29分



38分



1時間
279.3km約4時間6分
東京から上高地まで関越自動車を使用

地図で見ると、いったん松本市よりもずっと北に上がってから南向きに下ってくるルートであるため、距離も時間も南ルートよりも大幅に多いのでは?と思ってしまいます。しかし、意外にも距離も時間も少しだけ多いだけです。

ただし、関越自動車道の練馬ICの場所が都内から少し北西に離れた場所にあるため、都内(とくに南東部)からですと練馬ICに行くまでの時間を多めに考えておく必要があるでしょう。

沢渡から上高地までについては、中央自動車道を使用した場合の解説(こちら)をご覧ください。

・関越自動車道の起点は練馬ICとしています。
・各区間の時間は、平均時速を、各高速道は80km/h、国道は30kmで計算しています。

東京から上高地までの高速道路料金

ご紹介したそれぞれのルートでの高速道路料金と、沢渡から上高地バスターミナルまでの料金(シャトルバス、タクシー)を表にまとめました。

中央高速道路を使用する場合
区間料金(通常)料金(ETC)
首都高速
外苑〜高井戸

510円

510円
高速道路
高井戸〜八王子
八王子〜松本

1,000円
4,540円

1,000円
5,170円
沢渡〜上高地BT
シャトルバス
タクシー

1,300円
4,600円


合計
(シャトルバス)
(タクシー)

7,350円
10,650円

7,980円
11,280円
東京から上高地まで中央自動車道使用の場合の料金
(2022年6月時点)
関越自動車道を使用する場合
区間料金(通常)料金(ETC)
高速道路
練馬〜松本

5,980円

5,980
沢渡〜上高地BT
シャトルバス
タクシー

1,300円
4,600円


合計
(シャトルバス)
(タクシー)

7,280円
10,580円

7,280円
10,580円
東京から上高地まで中央自動車道使用の場合の料金
(2022年6月時点)

一般道を使用する

一般道を使用すると、高速道路料金がかからないのはメリットですが、高速道路を使用するよりずっと多くの時間がかかります。これは、そもそも一般道の制限速度が低いことが原因ですが、渋滞にも巻き込まれやすいことや、ストップ・アンド・ゴーの回数が多いことによる速度低下も要因となっています。

ここでは、私が東京から松本方面へ一般道のみで行ったときに使用した次の2つのルートをご紹介したいと思います。

  • 国道20号線を使用するルート
  • 国道17号線を使用するルート

いずれも国道や県道のみを乗り継いで松本まで向かうルートになります。

国道20号線を使用する

中央区日本橋を起点とする国道20号線甲州街道の名前でもよく知られおり、都心から山梨や長野方面に向かうときによく利用されています(下の表は新宿駅南口を起点としています)。

ルート距離時間(平均時速)
新宿駅南口

国道20号線

国道19号線

国道158号線

沢渡




約250km



約8時間20分(30km/h)

約6時間15分(40km/h)

高速道路を使用する場合の約2倍ほどの時間がかかってしまいます。早朝(午前4時頃)に出発しても、松本に着く頃にはお昼を回ってしまっていることが多いです。

また、神奈川県から山梨県にかけての20号線は、道の幅が狭く、曲がりくねっているところも多いので、運転には注意が必要です。

国道17号線を使用する

国道17号線も中央区日本橋を起点とする国道です。

私の場合、17号線は群馬方面に向かうために使用することが多いのですが、軽井沢、小諸を経て、松本に行くのに使用することもあります。

ルート距離時間(平均時速)
中央区日本橋

国道17号線

国道18号線

国道152号線

国道254号線
国道19号線
国道158号線

沢渡







約260km






約8時間40分(30kmh)

約6時間30分(40km/h)

国道20号線を使用するよりも多くの国道を乗り継ぐことになります。初めてこのルートで走るのであれば、「どこで国道○号線に入るんだっけ?」と迷わないように、あらかじめカーナビにルート設定をしておく方が良いかもしれません。

国道152号線から254号線に入りしばらく走ると、近くに山が迫る山道となりますが、道自体はしっかりとした舗装道路なので心配する必要はありません。

まとめ

本記事では東京から上高地まで、マイカーで行く場合のルートや交通費についてご紹介しました。

どのルートを選ぶにしても、ドライバーさんは長時間運転することになり大きな負担を強いられることになります。

そのような理由からか、私の周りを見ても東京(新宿)から上高地への直行バスを利用者する人が増えている気がします。夜行バスであれば、寝ている間に上高地に着いてしまうので体力を上高地での行動のためにとっておくことができますしね。

しかし、それでも次のような人たちはマイカーで上高地へ行くことを選んでいます。

  • 上高地への行き帰りの間も、プライベートな空間(=車内)で過ごしたい。
  • 小さな子どもさん、あるいはお年寄りが一緒に行く。

実際に、私も子供が小さい頃は、マイカーで上高地へ行っていました。(今は子供らも大きくなり、上高地へ行きたいとも言わなくなってしまいましたが…)

上高地への旅行が、楽しいマイカーの旅となるよう、安全運転は忘れないようにしたいですね。

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