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ラウドネスが米国で入国拒否の理由は?他のアーティストにも影響?

約5分

日本を代表するヘヴィ・メタル・バンドであるLOUDNESS(ラウドネス)が、4月19日、アメリカで入国拒否され、日本に送り帰されていたことが分かりました。

ラウドネスは、4月19日からツアーを開始する予定でアメリカに向かいましたが、入国時の審査でひっかかり、入国を拒否されたとのことです。

ラウドネスほどのバンドが入国を拒否された理由とは何でしょうか?

また、このことは他のアーティストにも影響するのでしょうか?

ラウドネス、入国拒否される

ラウドネスは、『“LIGHTNING STRIKES” 30th Anniversary in US』と題した「LOUDNESS WORLD TOUR 2017」を、4月19日~29日に行う予定でアメリカに向かいました。

ところが、なんと入国時の審査で入国を拒否されたというのです。これまで、こんなことはありませんでした。

ラウドネスのfacebookでは、この出来事を次のように伝えています。

Due to the new strict policies the US government has placed on foreigners entering the country, LOUDNESS_OFFICIAL was denied entry into the United States and sent back home this morning. All shows on the US tour are canceled.

『アメリカ政府の、入国する外国人に対する新しい厳しい政策のため、ラウドネスはアメリカへの入国を拒否され、今朝日本へ送り帰されました。アメリカツアーのすべてのショーはキャンセルされます。』

4月19日に最初のショーが行われる予定だったシカゴのファンと思われる男性は、

Is it true that Loudness was denied entry to the U.S.. Is this true?

と、facebookにメッセージを投稿するなど、アメリカにおいても驚きのニュースであったようです。

なぜ、ラウドネスは入国を拒否されたのでしょうか?

入国拒否の理由は?

4月6日、NEWSWEEK誌が、アメリカ政府はすべての入国者に対して入国審査の厳格化する方針である、ということを伝えていました。

トランプ大統領から指示を受けた国土安全保障省が具体化に向けた準備をすでに進めている、と伝えられ、その新しい方針の具体的な内容は、入国時に、

  • 携帯電話の情報提出
  • TwitterやfacebookなどSNSのアカウントとパスワードの提出

を求めるだけでなく、政治的信念の調査も行う、というものです。

ビザなし渡航が認められている日本、英国、ドイツなどを含む38か国からの渡航者にも適用される、としており、『個人情報の提供が入国条件となる』(ジョン・ケリー国土安全保障長官)ようです。

入国審査を厳しくする理由は、1月および3月の入国制限に関する大統領令と同じく、「テロリストとのつながりのある個人を見つけ出し、米国への入国を阻止する」ことです。

アメリカは、この新しい方針による厳格な入国審査をすでに実行に移しており、ラウドネスはこの審査に引っ掛かった、というわけです。

ラウドネスが入国を拒否された理由は明らかにされていませんが、ラウドネスのメンバーにテロリストの疑いがあった、ということではなく、ラウドネス側が「個人情報の提出を断った」ために入国を拒否された、というところではないでしょうか。

他のアーティストへの影響は?

ラウドネスのようにすでにアメリカで何度もツアーを実施し、それなりに知名度のあるアーティストでさえ、入国拒否ということになれば、おそらくほとんどのアーティストが(入国審査時にラウドネスと同じ対応をすれば)同様の結果となることは確かでしょう。

アメリカでの活動を望む外国人アーティストは、自分の個人情報と引き換えにアメリカで活動を行うか、アメリカでの活動を(しばらく)あきらめるか、のどちらかの選択を迫られることになりそうです。

入国拒否はビザを持っていなかったから?(追記)

20日、共同通信が伝えたところによると、どうやらメンバーらはビザ(入国査証)無しで入国しようとしたらしいです。

共同通信によれば、

所属事務所は「『コンサートをする以上、ビザが必要だ』と言われたようだ。できれば仕切り直して改めてツアーを行いたい」としている

と伝えています。

これまでは、ビザがなくてもコンサートができたということになりますが、より厳格化された入国審査で方針が変わったという事なのでしょう。

所属事務所は、厳格化された入国審査について情報を得ていなかったのでしょうか?

公式サイトには『今回のUSツアーキャンセルに関するお詫びとお知らせ』と題する今回の「事件」に関する謝罪文が掲載されています。

一度キャンセルとなったアメリカでのツアーは、Twitterにもあるように来月(5月)あらためてスケジュールされるようですね。アメリカのファンの方、もう少しお待ちください!

しばらくはガマンの時?

この入国審査の厳格化は、3月に出された大統領令の一部なんですが、外国人だけでなくアメリカ国内からも不評をかうことになると思われます。

アメリカ政府と言うよりトランプ大統領は、いまは朝鮮半島の問題で頭がいっぱいで、入国審査の問題を再び取りあげる余裕はないでしょう。

しばらく現状のままガマンし状況が好転するのを待つかないのかもしれません。

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