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崔順実とは?朴槿恵大統領とはどんな関係?機密漏洩疑惑とは?

約4分

お隣韓国が朴槿恵(パク・クネ)大統領の機密漏洩疑惑のために大騒ぎとなっています。

10月29日には、この事件に対する大規模な抗議デモが起こり、ソウル中心部は抗議する人で溢れかえりました。

朴大統領の機密漏洩疑惑とはいったいどういうものでしょう?

この事件に関わりのある崔順実氏とはどんな人なのでしょう?

朴槿恵大統領の機密漏洩事件とは

実態は「漏洩」という言葉の印象とは異なり、朴大統領が崔順実氏に情報を伝えていただけでなく、崔順実氏が朴大統領の「影の実力者」として、政府の主要部処の人事から、大統領の演説文や政策、服のコーディネートにまで介入していたことが明らかにされました。

つまり、朴大統領は言ってみれば、崔順実氏の言うとおりに行動していた操り人形ともいえる状態だったというのです。

これまでの朴大統領の発言や行動が、すべて崔順実氏が考え朴大統領に指示していたものなら、韓国国民だけでなく国際社会からも朴大統領、そして韓国という国が信用されなくなってしまいます。

このような事態は、これまで韓国が経験したことのないもので、政府関係者も大きな衝撃を受けていると言います。

朴槿恵大統領の機密漏洩事件の経緯

10月24日、韓国のJTBC(中央日報放送)が、朴槿恵大統領が大統領演説の草稿など機密資料を崔順実氏に漏洩していたことが報道されました。

25日に朴大統領は崔順実氏への資料提供を認めて国民に対して謝罪を行いました。

26日、検察が崔順実氏の自宅を家宅捜索します。この結果、外交文書も崔順実氏へ漏洩していたことが明らかになりました。

28日、朴大統領は首席秘書官全員に辞表を出させます。また、秘書室長も辞表を提出しました。

29日、青瓦台(大統領府)が、検察の家宅捜索を拒否します。この日、これまでの朴大統領に対応に不満を持つ市民がソウルでデモを行います(約2万人)。

30日、青瓦台は検察に資料を提出します。与党は挙国一致内閣を提案しますが、野党は真相究明が先と拒否します。また、この日、国外に逃亡していた崔順実氏が帰国します。

不思議に思うのが、一番の責任は朴大統領自身にあるように思うのですが、なぜ秘書たちの首を切るのでしょうか? 自分の側近たちを総入れ替えして、どんな意味があるのか? このあたり良く分かりません。

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朴槿恵大統領と崔順実の関係

朴大統領を「操り人形」化していた崔順実氏とはどんな人なのでしょうか?

朴槿恵氏と崔順実氏とは、実に40年以上もの長い付き合いがあります。

二人の関係は1974年朴氏の母、陸英州(ユク・ヨンス)氏が銃撃を受けて暗殺された頃に始まったと言います。

また、崔氏の父、崔太敏(チェ・テミン)氏は牧師で、朴氏の父、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領と事業を通じて親しかったようです。

1979年には、朴正煕氏が側近に射殺されるという事件に見舞われます。

朴氏にとっては、崔氏は『つらかったときに助けてくれた』人であり、悲しみにくれていた朴氏を「オンニ(お姉さん)」と呼んでついてきてくれた親友だったと言います。

それ以降、朴氏の財団設立や慈善事業、1998年の政界入りなどにも常に崔氏が関わっていました。

公私にわたって信頼し、信頼される間柄であったようです。

しかし、個人的な親友である崔氏に、洩らしてはいけない国家の情報を洩らすということが、どれほど重大な結果を招くかという危機感を、朴大統領は持っていなかったのでしょうか。

逃亡から帰国へ

崔順実氏は、疑惑について報じられ始めると、9月3日にドイツへ出国し、その後2か月近く逃亡生活をしています。

韓国内で事件が大きく取り上げられるようになると、10月30日午前7時30分に、仁川国際空港から韓国に入国しています。朴大統領からの要請による帰国だと思われます。

崔順実氏が検察に出頭したのが31日です。帰国してから出頭までの約31時間のあいだ、何をしていたのかがまた疑惑を呼んでいます。

通常であれば、重要な被疑者が帰国した際には、検察が身柄確保をするのが普通と思われますが、検察はそのような行動をとっていません。

崔氏の弁護士は、31時間のあいだ、崔氏の健康上の問題や時差ボケ解消のため、ホテルで休んでいたと説明していますが、この時間に崔氏は本事件の関係者らと口裏合わせを行っていたのではないか、とも言われています。

まとめ

本記事では、現在韓国で大きく問題となっている朴大統領の機密漏洩疑惑と、関係者される崔順実氏がどんな人物なのかについてご紹介しました。

事件の最重要人物である崔順実氏が帰国したことで、より事件の解明が進んでいくと思われます。

国民の支持率が10%台にまで落ちてしまった朴大統領は、このあといったいどう政権を立て直すのでしょうか?

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