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米誌メキシコ版トランプ夫人の表紙になぜ怒りの声?画像も調査!

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アメリカの新大統領ドナルド・トランプ氏(Donald Trump、70歳)の政策のため、メキシコとの関係が険悪になるつつあるメキシコで、米誌ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)メキシコ版の2月号の表紙をトランプ夫人メラニア(Melania Trump、46歳)さんが飾りました。

メキシコ国内ではこの表紙の写真に対して怒りの声が広がっており、SNS等では炎上とも言える状態になっています。

なぜ、メキシコの人たちは、メラニア夫人の写真に対してこのような「怒りの反応」を示しているのでしょうか?

その理由について、実際にヴァニティ・フェアに掲載された写真とともに探ってみたいと思います。

目次

ヴァニティ・フェアを飾ったメラニア夫人

さっそく問題の写真をご覧ください(クリックすると拡大表示されます)。

メキシコ版ヴァニティ・フェア誌2月号表紙

メキシコ版ヴァニティ・フェア誌2月号表紙 ©Vanity Fair México

 
さすが、元モデルだけあってお綺麗ですね。シンプルな白いワンピースですが、彼女が着ているとゴージャス感さえ漂ってます。

で、何にメキシコの人たちは怒っているのでしょうか?

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メキシコの人が怒っている理由は?

メキシコの人たちは、メラニア夫人が小皿に盛られたジュエリーの中から、シルバーのチェーンをパスタに見立ててフォークで巻き取っている、その様子に反応しているようです。

でも、それはなぜ?

トランプ大統領は、選挙戦を戦っているときにこんなことを言っていたのを覚えていると思います。

メキシコ人は犯罪、麻薬を持ち込み、強姦者だ!

トランプ大統領は、メキシコ人による犯罪の多くは不法移民によって起こされており、これを防ぐため米国とメキシコとの国境に壁を造る、と言ってましたよね。

1月25日、トランプ大統領は公約を果たすべく、メキシコとの国境に壁を造るための大統領令に署名をしました。

そして、壁の建設費用に充てるため、メキシコからの輸入品に20%の関税をかけることを選択肢として発表しています。

国境の壁の建設に対して、メキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領は費用の支払いを拒否することを表明していましたが、米国が20%の関税をかける方針を示したことから、来週ワシントンで行われる予定だったトランプ大統領との会談をキャンセルする事態になっています。

米国の勝手な主張を不快に思っているのは、もちろんペニャニエト大統領だけではありません。

メキシコ国民も同様に快く思っておらず、トランプ夫人の高価な宝石類をパスタのように扱う写真を見て、「屈辱的」あるいは「悪趣味」と感じたようです。

メラニアさん自身が悪い訳ではないのですが、「トランプ大統領夫人」であるため、色々なことがメキシコの人たちから批判的な目で見られてしまうのは仕方がないとは言え、少々お気の毒です。

明日は我が身?

トランプ大統領の「自分勝手」とも言える米国第一主義。

米国のメキシコに対する厳しい要求を他人事だと思っていると、日本もどんなヒドイ目に会うか分かりません。

いま米国はオバマ大統領時代とはまったく違った国になりつつあります。

何を言い出すか分からないトランプ大統領です。

しばらくの間、世界は落ち着かなさそうな感じですね。

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