ジャッジラインホルド空港で逮捕される！その理由や状況は？

12月8日、俳優のジャッジ・ラインホルド（Judge Reinhold、59歳）が空港で公共の秩序を乱したという罪で逮捕されました。

ジャッジライン・ホルドは、映画『ビバリーヒルズコップ(Beverly Hills Cop）』でエディ・マーフィー（Eddie Murphy, 55歳）の相棒役を務めた俳優で、名前にピンと来なくても何となく覚えている方が多いのではないでしょうか。

ジャッジ・ラインホルドは、空港で何をして逮捕されたのでしょう？

ジャッジ・ラインホルドが空港で逮捕

ダラス・ニュース（Dallas News）が伝えるところによると逮捕時の状況は次のようなものでした。

ジャッジ・ラインホルドはダラス・ラブフィールド空港（Dallas Love Field）で、ボディチェックをされるのがどうも気に入らなかったようで、空港職員に対してかなり攻撃的な態度をとったようなのです。

なぜ、そんな攻撃的な態度をとったのか？

俳優の代理人であるダラスの弁護士、スティーブ・ストッドギル（Steve Stodghill）氏の説明では、ジャッジ・ラインホルドはTSAスキャナ、俗に言う人体スキャナを何の問題もなくパスできたのですが、そのあと彼の持っていたバッグの検査で警報装置が作動しました。

そのため職員が、ラインホルドを呼び止め、彼をボディチェックしようとしたらしいのですが、これにラインホルドはカチンときたようなのです。

職員は攻撃的な態度をとるラインホルドをなだめようとしますが、再び攻撃的な態度をとったため警察に通報されました。

以下は逮捕され、連行されるジャッジ・ラインホルドの様子（動画）です。

Actor Judge Reinhold, arrested this afternoon at Dallas Love Field for disorderly conduct. STORY: https://t.co/sUcG19aw4t pic.twitter.com/udVkRyAMQa
— WFAA-TV (@wfaachannel8) 2016年12月8日

ラインホルドは、なぜボディチェックされるのか分かっていなかった（職員からちゃんと説明されていない？）ようです。

“人体スキャナ” はパスしたのに、なんでボディチェックされなきゃなんないんだよ！” って感じなのでしょうか。

彼は、ダラス刑務所に連行され、少額の罰金が科せられるCクラス軽犯罪（無秩序行為）で告訴されるようです。

彼はサンタフェに家があり、ニューメキシコに出掛ける途中だったと伝えられています。

ジャッジ・ラインホルドの略歴

1957年5月21日、デラウェア州のウィルミントンの生まれ。

名前のジャッジ（“Judge”）はあだ名で、弁護士の父親が付けたものだそうです。本名はエドワード・アーネスト・ラインホルド（Edward Ernest Reinhold）。

現在の奥さんは2000年に結婚したアミィ・ミラー（Amy Miller）。

Judge and Amy Reinhold — ジャッジラインホルドと妻のアミィ

高校を卒業すると、カリフォルニア州の芸術大学へ進学し演技を学びます。

舞台を経験し、役者として活動し始めると、1979年には映画界にも進出します。

彼が日本で有名になったのは、エディ・マーフィと共演したアクションコメディ映画『ビバリーヒルズコップ』シリーズでしょう。

ラインホルドは、『ビバリーヒルズコップ』の全作に相棒のビリーとして出演しています。

ビバリーヒルズコップ 1984 — ビバリーヒルズコップ ©Paramount Pictures

その他、『グレムリン』や『サンタクローズ』にも出演しています。

ジャッジ・ラインホルドの現在

ダラスの空港での逮捕事件以降、ラインホルドは俳優としての活動は行っていません。それが、逮捕と関係があるのかどうかも不明です。

しかし、InstagramやTwitterなどのSNSでは意外とアクティブで、Twitterは月に5〜6、あるいは以上は投稿しているようです。

realjudgereinhold（Instagram）
Judge Reinhold @JudgeReinhold（Twitter）

少し前に、新しいビバリーヒルズコップの映画（Beverly Hills Cop 4 with Eddie Murphy heads to Netflix）に出演するなどのウワサもありましたが、こちらの話はその後（少なくとも表立っては）あまり進んでいません。『ビバリーヒルズコップ』はあの3作で完結させ、これ以上作らないほうが良いと考えている映画関係者もいるということですので、そのあたりが原因かもしれません。

米国においても「あの人は今」的な話題にのぼることも多いようですが、彼の復帰を待っている人たちがおり、遠からずまたスクリーンに戻ってくるのではないかと期待されています。