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大師幼稚園(川崎)の園児2人が死亡した原因は?どんな感染症?

約4分

川崎市川崎区にある私立の「大師幼稚園」で、男女2人園児が短い期間内に相次いで亡くなるという痛ましいニュースが飛び込んできました。

報道によると、大師幼稚園に通う2人の園児が、帰宅後に具合が悪くなり病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。

現在、川崎市は原因を調査中で、感染症の疑いがありますが、まだウィルスや細菌を特定するところまで行っていないとのことです。

大師幼稚園の園児が相次いで死亡

亡くなった2人は、川崎市の川崎大師平間寺の経営する「大師幼稚園」の園児で、同じクラスの4歳児でした。

女の子は、今月4日に嘔吐や胸の痛みを訴えており医療機関を受診し、急性胃腸炎と診断されたそうです。翌日(5日)も発熱があり幼稚園を休んでいましたが、6日未明に症状が悪化し搬送された市立川崎病院で亡くなりました。

男の子は、12日の朝から発熱しており、午前11時頃にけいれんを起こして病院に搬送されましたが、正午過ぎに亡くなりました。

4歳児ということで、まだあまり抵抗力が無いということもあるのでしょうが、2人とも症状が出始めてからわずか半日~2日で亡くなるという症状の進行の速さ、これはいったい何なのでしょうか。

幼稚園から死亡者がでたということで、同じ園に通う他の園児やその親も、医療機関を受診しているということですが、亡くなった2人のような重症例は出ていないそうです。

死因は感染症なのか?

川崎市は、感染症による病死の可能性を踏まえ、国立感染症研究所に調査を依頼しているということです。

もし、感染症だとしたら、いったいどんな感染症なのでしょう?

症状から見れば、病原性大腸菌O157やノロウィルス・ロタウィルスなど食中毒が思い浮かびますが、これまでのところ、亡くなった2人以外に重い症状になった園児はいないということなので、幼稚園で食べた給食が原因かどうか疑わしいところです。

ちなみに大師幼稚園は、毎週金曜日が給食の日だそうです。亡くなった2人は週初めに発症しているようなので、潜伏期間を考えると金曜日の給食が原因、と考えられなくもありません。となると、やはり食中毒なのでしょうか。

川崎市の発表[追記: 6月17日]

昨日の川崎市の発表によると、亡くなった2人の園児の血液からは、強い病原性を持つウィルスや細菌などは発見されなかった、とのことです。

市立病院などを受診した大師幼稚園に通う67人の園児からも、これまでに重篤な症状を示す事例は確認されていない、と発表されています。

少なくとも、大師幼稚園や園児たちが住む地域で強い病原性を持つ微生物が蔓延している訳ではなさそうです。

なぜ2人の園児だけが感染症のような症状で亡くなったのか、その原因が分からないのは、幼稚園に通う園児と家族や地域の住人とっても不安ですよね。

川崎市は、さらに2週間をかけて園児の死亡原因を調査する、としています。

園児死亡の発表のあった6月13日から18日まで自主休園をしていた大師幼稚園も、園児の安全と健康を再確認してから再開したいとして、休園期間を6月25日まで延期することを決めています。

川崎市の発表[追記: 6月19日]

2人の園児が亡くなった原因を調査している、川崎市健康安全研究所の岡部所長は、「現時点の検査では、2人の園児が相次いで亡くなったのは偶然の可能性が高い」との見解を発表しました。

園児の死亡と感染症の関係を示すものは見つかっておらず、園児が感染症で亡くなった可能性は極めて低いということです。

今後は、亡くなった園児の内臓を調べるなどして死因の特定を行うそうです。

亡くなった園児それぞれの症状は異なっており、死亡は異なった原因によるものではないか、とする見方もあり、今回の問題は2人の園児が別々の原因でたまたま相次いで亡くなったもの、ということになるのでしょうか。

亡くなった園児の親御さんの気持ちを考えるとやりきれません

心の準備もする間もなく、あっという間に亡くなってしまった、という感じなのでしょうね。

4歳と言えば、可愛い盛りですよね。それが、具合が悪くなってから、半日あるいは2日という短い時間で亡くなってしまうなんて、もし自分の子供だったらと思うと…。

せめて、はやく原因が分かるといいですね。

亡くなった2人の園児のご冥福をお祈りいたします。

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