焼き芋が美味しい季節になってきましたね。
焼き芋と言えば、サツマイモ。そして、千葉県のブランド芋として名高いのが「大栄愛娘(たいえいまなむすめ)」と、大栄愛菜からできた「紅娘(べにむすめ)」です。
本記事では「大栄愛菜」と「紅娘」の通販やお取り寄せ情報や、味や食感についてご紹介します。
千葉県成田市のサツマイモ
あなたは千葉県成田市と聞いて何を思い出すでしょうか? 初詣で有名な成田山新勝寺? あるいは、成田国際空港でしょうか。
実は、成田市はサツマイモの生産額と作付面積が全国でもトップクラスで、千葉県内で1位の生産量を誇っているのです。つまり、サツマイモが特産品なのです。
特に成田市のベニアズマは、品質が良くしかも美味しいと、市場でも高評価を得ています。
その中でも大栄愛菜は新しい「ブランド芋」として品質にこだわった生産がなされており、また大栄愛菜から作られた紅娘は奇跡のサツマイモと言われれるほどの素晴らしいサツマイモなんですね。
通販・お取り寄せ情報
まず、大栄愛菜や紅娘は通販で買えるのか? 買えるとしたらどこで買えるのか、についてご紹介しましょう。
大栄愛菜にしても紅娘にしても、とても品質にこだわったサツマイモで、栽培も難しく、また厳しい基準をクリアしたものしか出荷されません。
このため、一般の小売店ではなかなか手に入れることのできず「幻のサツマイモ」と呼ばれることも。
通販で手に入れることは難しいかな、と思ったのですが、売っているところを見つけました。ただし、購入にはタイミングが必要です。これについては、後ほど説明します。
まず、売っているところをご紹介します。
大栄愛菜は、LJマルシェ で通信販売しています。
また、食べくらべということで、大栄愛菜、紅はるか、安納芋、白安納芋をセットにしたものも販売されています。
また、紅娘は次の築地市場ドットコムで販売しています。
上記サイトは、11月現在、いずれも「売り切れ」または「つぎの販売は冬頃」となっており、今購入することはできません。
これは大栄愛菜、紅娘が市場に多く出回るのは年明けであるため、いまは出荷を待っている状態なのです。
大栄愛娘や紅娘の購入を希望する方は、販売ページの「再入荷のお知らせ」を受け取るようにしておき、販売が始まったらすぐに買えるようにしておくことをお勧めします。
もちろん、出荷に先行して予約販売を開始し、すで売り切れてしまった状態である、ということもありえます。この場合はご容赦くださいね。
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大栄愛娘と紅娘の味・食感
大栄愛娘
大栄愛菜を作り出したのは、JA香取西部地「ちばさいつまいも研究会」の大木八史郎さんです。
成田市大栄地区のサツマイモ農家76名が、“この地域にしかできない、最高に美味しいサツマイモをつくろう” と、何年もの間試行錯誤を繰り返して作り出したのが高系14号というサツマイモ。
この高系14から、さらに大木さんが「土」の改良を行い誕生したのが大栄愛娘なのです。
大栄愛娘は、秋頃収穫され、その後貯蔵庫で年明けまで寝かされます。厳密に温度・湿度の管理をしつつ貯蔵庫で45日以上寝かされ、さらに選定が行われ形の良いものだけが「大栄愛娘」として出荷されます。
大栄愛娘は、
- しっとりしていて、滑らかな食感
- 上品な甘さ
が、特徴。
甘さがくどくないため、焼き芋にすると最高だと言われています。
紅娘
大栄愛娘から「枝変わり」という突然変異によって生まれたのが紅娘。
紅娘は、加熱すると濃いオレンジ色(あるは黄金色)になり、食感は大栄愛娘よりもさらにしっとり(あるいは、ねっとり)しています。
まとめ
先日も、スーパーで焼き芋買ってきて食べました(^^
ふだんに何気なく食べているサツマイモですが、こんなにもこだわりを持って作られているサツマイモがあるなんて知りませんでした。
これからは、焼き芋を食べるときに、サツマイモや生産者のことを少しは考えながら食べようと思います。
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